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2011-10-30
アミモンガラ 初めて食う魚はビビるなあ
こんな魚、見たことない・・・
アミモンガラといいまして、見た目の通りカワハギの仲間です。
昨日、船で冠島沖まで釣りに行きました。この魚が弱って海面に浮いていましたので、網ですくいました。
「毒がないかどうか、調べてから食べてくださいよ」と、日本海丸の船長から釘を刺されました。
名前のわからない魚をインターネットで調べるというのは、これだけ情報があふれていても、きわめて時間のかかる作業です。
ようやく、下記のサイトに行き着きました。「超安い」と書いてありました。
見た目が似ているということだけを根拠に、これはアミモンガラであると考えています。これから、この魚を妻お龍と食べます。毒はないと思います。
いま、皮を剥ぎ終えたところです。めちゃたいへんでした。分厚い皮です。
頭を落としまして、その切り口から尾っぽに向かってハサミを入れていきました。側線(魚の体の中心を頭から尾へ向かって走る線。水流や水圧や振動を感じ取る感覚器官)なんてはっきりしない魚体ですが、このあたりが側線だろうとめぼしをつけ、その線をたどるように、皮と肉の隙間にハサミの先を入れていきました。肉から浮き上がった皮を指先でつまんでむきました。
背中側と腹側は、指ではむけないくらいのくっつきかたです。出刃の先を使って肉と皮を切り離しました
ここまでやって食わずにおれるか。いまお龍が煮付けにしています。
このブログも、この記事でおしまいになるかもしれません。万が一、夫婦揃って死んでおりましても、決して生活苦からの無理心中ではありません。
煮つけを食べました。幸いにも、まだ存命です。
カワハギというよりもフグに近い肉でした。マッチョです。洋風に焼いたらもっとおいしそうな印象でした。
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