西洞院通のコインパーキングからの景色。奥は、堀川通、そして西本願寺の正面入り口です。
イチョウの葉がひらり、はらりと宙に舞うのを見て、「そうか、風が動いたのか」と、気づきます。
こんな穏やかな日の、そんなわずかな風で散ってしまうとは。
街中の紅葉も、そろそろ終盤かなあ・・・
土曜日は、岡崎天王町のNAMホールまで、ジャズピアノのコンサートを聞きに行きました。時間があったので、その周辺を歩きました。
写真ではまだまだきれいに見える紅葉ですが、現場へ行けば、「あ、そろそろ、終わりやな。もう、あかんな」の感じです。
こちらは、真如堂。落ち葉が地面を埋め尽くしています。葉が少なくなった分、光がよく入り込んで、落葉樹の森のような美しさがあります。
でも、これは、終焉を飾る美しさなんですね。
丸太町通、岡崎別院のあたりで見かけた風景。彼女の和服姿を彼氏がずっと動画撮影していました。こういう光景に出会うたび、「別れるなよ」と思います。とにかく手軽に画像を記録できる時代、たいして金も手間もかけずに撮った画像が、手元にいっぱい残ってしまいます。
残るものが安っぽすぎませんか。これ、イヤだと思いますよ。
今年の紅葉スポットでは、彼氏が手にしている大きさの、しかも、これと同じピンク色の機種をよく見かけました。
これって、何でしょ?
小型のタブレット? 大型のスマホ? 任天堂のDS?
金戒光明寺の山門です。お金を払えば登ることができます。お寺の敷地自体が京の町を見下ろす高さですから、山門からはさらに見通しがきくことでしょう。
金戒光明寺も、きれいな紅葉が点在します。
人の姿を写真に入れたくない場合もありますよね。下の写真がそうです。でも、消えるのを待っていても無駄なんです。おばさんの性癖として、しゃべるために立ち止まるというのがあります。それですから。
哲学の道にやってきました。ご承知のように、琵琶湖疏水に沿って、銀閣寺から若王子神社まで1.5kmの小径です。
東の山々の遠景と、疎水沿いの近景と、歩いていて飽きない道です。
若い観光客たちが集まっていました。「ふしぎにあたる恋の辻占」がある様子です。1本100円。お福さんのおでこをなでてから、占いを引きます。
哲学の道から丸太町通のNAMホールまでの道筋でも、ところどころでいい景色に出会いました。
そして、これは、今日の(月曜日)の滋賀県大津市。
夕刊配達のバイクが、お寺の門から出てきました。紅葉もおしまいかという気分の私には、なんともたそがれてしまう一瞬でした。
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