
青山、AOKI、はるやま、コナカ。
たいていの町に紳士服量販店があります。

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それでもなお納得しかねている私に、本社企画部から現場を助けに来ているというTさんが近づいてきました。そして、なぜこんなに安いのかを説明してくれました。
実は縫製工場の仕事を減らさないためなんです。ここにある生地は一流の生地でして、百貨店ならダンヒルとかクレージュとかバーバリーとかの名前で出る生地なんですよ。縫製も一流の工場が


ご覧のとおり、化粧箱には入ってないんですよ。筒状に丸めただけで展示しています。どうして箱に入れないのかとおっしゃるお客様もおられますが、この状態で売るからノーブランドの生地としてお安く提供できるのです。ブランドがついたらこの値段ではできません。
オーダーシャツが4990円。既製のシャツですと、「お、いいな」と思えば4000円や5000円では買えないことがいくらでもあります。安いほうを見渡しても、3980円くらいが質感の分かれ目になっています。それを考えるとき、4990円という価格設定の頃合い加減が、なんともはや心をくすぐります。
もちろん、オーダーしました。Go!。
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生地を决め、ボタンや糸を決めていく |
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仕様書に襟や袖のデザインが書きこまれていく |
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採寸が始まる |
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私の袖丈は78cmだった |
Tさんによりますと、サラリーマンをリタイアした人からカジュアルシャツの注文がよく入るそうです。自分にちょうどいいと思えるカジュアルシャツが売っていないとか、若い頃からスタンド・カラーのシャツが好きだとか、そうした需要を引き受けられるのもオーダーシャツのいいところだとTさんは言います。
シャツを作るというのが、お客様方は楽しいんじゃないでしょうか。平均で、1回に4着か5着ですね、ご注文いただくときは。

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