
私が「綾部のあやちゃん」と名づけた雌猫が子猫を産み、産まれた子猫が成長してまた母猫になり、「綾部のアヤちゃん」を頂点にしたチームあやちゃんが自然形成されていた。

日本高速道路公団が「動物に餌を与えないでください」という掲示をして以降は、餌を持って定期的にここを訪れるドライバーがいなくなった。
チームあやちゃんの頃は、誰彼となく缶詰やペレットを持ってきたから、パーキングエリアにいれば食べものに困らないことを猫たちが知っていた。人をあまりおそれず、至近距離で写真が撮れた。
紙の食器や使わなくなった茶碗に餌を入れていく人もあった。そんな食器にまた別の人がまた別の餌を入れていった。雪の季節になると、発泡スチロール製の猫小屋を置いていく人までいた。
猫たちはやはりどこか警戒心もあったが、ピンポン玉を投げるとその警戒心もどこへやら。方向の定まらないピンポン玉を追いかけて遊びまくった。

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