寒くなりますと、こんぴらうどんの「かちん」が恋しくなります。
うどんの上に焼いた餅がふたつ(揚げ餅も注文できます)。
追加でおいなりさんもふたつ注文しました。
炭水化物のとりすぎです。
カウンター席がやっとひとつ空いていました。これくらい混んできますと、大将のこんぴら節が聞けて楽しい。
いや、大将が唄うわけではありません。満席の客からの注文内容、それを作る順番、メニューごとの手順。このみっつを間違えないように大将の集中力が高まってきます。
集中力の塊と化した大将の口から、さまざまな確認事項が流れ始めます。その口調と節回しが、駅のアナウンスのようでもあり、念仏のようでもあります。大将が大将自身に指示を伝えているようでもあり、事柄によっては店のスタッフに伝えているようでもあります。
大将はトランス状態でしょうねえ。どっかいってしもうてはるわ。やっぱりこの大将は名人なんだと思いながら眺めていました。
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