嵐山の宝厳院の入場口。この人の列。
「金払うてまで並ぶ値打ちあるんかい、ここは」という声が行列の中から聞こえます。それって、嵐山全体に通じる疑問です。
込み合う紅葉の時期に、まさか嵐山で仕事が発生するとは。
30分500円というような高い駐車場すらも満車です。清涼寺まで走って、やっと空いている駐車場を見つけました。
幸いなことに、1時間ほど暇が出来たので、思い立って宝厳院(ほうごんいん)へ行ってみることにしました。
宝厳院は、数ある天竜寺塔頭のひとつです。「獅子吼の庭」と呼ばれる庭園がきれいだと、テレビで言っていました。比較的狭い庭に300本のモミジが植えれられていて、美しさに圧倒されるとのことでした。
嵐山の紅葉は、遅くても午後2時までだなと、つくづく思いました。庭園のすぐ裏手が山ですから、午後3時を過ぎると、太陽が山陰に隠れてしまいました。陽の光が乏しいと、紅葉がどうしてもくすんでしまいます。光に透けてこその輝きや立体感ですからね。
一眼レフカメラの女性、しかも、年配の女性が増えましたねえ。
年配女性イコール機械が苦手だと決め付けるのは早計ですが、もし苦手だったとしたら、一眼レフというのはよりベストマッチだと思います。
コンパクトカメラで紅葉の写真をきれいに撮ろうと思うと、カメラ任せでは、なかなかうまくいきません。今年から一眼レフを使い始めた私は、シャッターを押すだけでけっこうきれいに撮れることに驚いています(今日の場合は、パソコンでだいぶ修正していますが)。
せっかくの観光旅行ですし、デジタル一眼で簡単にきれいな写真が撮れたほうが嬉しいんじゃないでしょうか。
清涼寺のほうは、嵐山の人気スポットから少し外れることもあって、少しは落ち着いていました。
ちょうど太陽が紅葉を照らす時間帯で、宝厳院よりも美しい景色を見ることが出来ました。
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