2014-03-28

ムッシュいとう~イノダコーヒー(京都市) ひさかたの光のどけき春の日にしず心なくパクのクネクネ

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 出町柳駅で京阪電車を下りると、長徳寺のおかめ桜が満開を迎えていました。早咲き中の早咲きといわれる桜です。

 この日の京都市内は、実にうららかでした。鴨川べりのセンダンには実をついばむムクドリが集まっていました。久しぶりに徒歩です。

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 三条河原町近くに明治屋があり、それに隣接してロイヤルパークホテル・ザ・京都があります。そこまで歩いたとき、下の写真のディスプレイを見つけました。

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 どこかで昼飯を食べようと思っていた矢先でしたし、ひょっとしておいしいのではないかという気もしましたので、地下へ通じる階段を下りていきました。

 いまインターネットで検索してみますと、開店の挨拶文がPDFファイルで掲載されていました。(http://www.rph-the.co.jp/kyoto/data/news/image/pdf_1393635706_4.pdf

ロイヤルパークホテル ザ 京都の地下1階レストランは、2014 年 3 月 1 日(土)に「京都洋食 ムッシュいとう」として生まれ変わりました。
「京都洋食 ムッシュいとう」は、1961 年創業の「円居(まどい)グループ」がプロデュ―スし、おもにディナーメニューを一新。長年京都で愛され続けてきた同グループの懐かしい定番洋食や、京都の食材と洋食とを融合させた“ネオ洋食”をお手軽な価格でご提供いたします。
(中略)
朝食(ブッフェ形式) 7:00 ~ 10:00
ランチ(ブッフェ形式) 11:30 ~ 15:00(ラストオーダ14:30)
ディナータイム 17:00 ~ 23:00(ラストオーダー 22:30)


 ここがわりとおいしかったので、いまこうしてブログにしている次第です。とくに、「今日のメニュー」と表記されたサゴシのベニエが印象に残りました。

 ドリンク(ドリンクバー形式)とデザートは別料金仕立てで、980円というのはあくまでビュッフェ形式の料理だけの値段です。ドリンクやデザートまで注文したら1580円になります。普段使いのランチメニューとしては高いといえますが、何かの折に重宝しそうです。食卓は禁煙ですが、席を立つことさえいとわなければ喫煙室でタバコを吸うこともできました。

 ビュッフェ形式のランチにラスト・オーダー2時半という表現はあまり正しくなくて、2時半になったら料理を全部片付けますという意味でラスト・オーダーという言い方になっています。
 ラスト・オーダー時刻が近づいても冷めた料理は熱々に取り替えられていました。良心的姿勢ですが、冷めたのを捨てるのならもったいないことです。従業員のまかない食に生まれ変わるのでしょうか。チンしてから熱々の顔して表にもう一度出してくるなんて、まさかそんなことはないと思います。


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 ランチを食べた後はまたてくてくと三条通を歩いて、イノダコーヒーの三条支店まで行きました。三条支店は、店の奥の円形カウンターが喫煙席になっています。カウンターのなかのベテラン従業員さんたちの所作はいつ見ても寸分違うことがありません。だからコーヒーのおいしさも変動しません。
 子供の頃、大工さん、電気屋さん、自転車屋さんなどの手際いい仕事ぶりを見ているのが大好きでした。ずっと見ていたいというやつです。そのうちトロンとなってくるんですね。あの頃の恍惚感をイノダの円形カウンターで味わっています。
 小さな角砂糖1個が沈んだコーヒーカップ。かき回してから飲む甘さも、かき回さずに飲む甘さも、100年に1ミリ狂うか狂わないかほどの精度です。

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 カウンターのなかの店員さんから受け取った京都新聞夕刊が、朴槿惠(パク・クネ)大統領と習近平主席の韓中会談を報じていました。中国は日韓関係を良好化させたくないから、米日韓首脳会談前に予防線を張ったとのことです。
 そんな会談にホイホイ応じるとは、パク・クネのコウモリ外交もここにきわまれり。
 あんな性質(たち)のわるい女を相手に日本はいい子ぶってはいられない。思いっきり右翼になってしもたろかと苦々しい気分でした。

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