入学おめでとう!
知り合いの娘さんの大学進学を祝うために竹下へやってきました。
化粧を始めた娘さんに中高時代のおぼこい面影はありません。これを娘盛りというのか、まぶしくてまともに見られないくらいです。
よし、何食べる?
ハンバーグ!
娘盛りと思っていたら、注文は中学生の頃と同じです。竹下のハンバーグが好きだったことを思い出しました。ハンバーグ定食970円。
数日後には京都市でひとり暮らしを始めると聞いて、それなら竹下のおいしい肉で壮行会だと意気込んでいたのですが、一発回答でハンバーグです。その子供っぽさがジワリとおっさんの胸にきます。自分の娘がひとり暮らしを始めるような切なさを感じました。
久しぶりやなあと、大将がやってきました。引き戸を右手で開けて左手にはビーフの燻製を載せた皿。大将もこの娘さんが大学進学祝いだと知って自慢の燻製を持ってきてくれたのでした。
いやあ、きれいになってえ。お母さんもあいかわらずきれいやしなあ。
いつもの調子で、母子ひっくるめての褒めまくり。今日の顔ぶれで大将のところに来るのは3年ぶりくらいかもしれません。間がすっぽり抜けているうちに、あんなにおぼこかったこの子が大学生か。大将も、カレンダーが一気に3年分めくれたような、そんな心持ちなんでしょう。
大将、ごちそうさん。そういうことやねん。もうそれだけ経ったということやねん。
本当に久しぶりに食べる竹下のハンバーグ定食。あの頃とおいしさはなんら変わりません。米もおいしい。たしかここのハンバーグは牛100%で、つなぎを使っていなかったはずです。箸を入れるだけで食べやすい大きさに崩れます。
いくつになってもハンバーグ。日本でハンバーグが一般化したのは1960年代だといいますから、それ以降に生まれた年代層なら、みんな揃って、いくつになってもハンバーグ。
大将が再び現れて、今度はデザートの苺アイスを持ってきてくれました。大サービスです。若い子の旅立ちは、肉親でなくても嬉しいもんなんですね。
百花油に続いてまたコメントします。余計だったらオマエノコメントいらんと、返事してください。話題が、娘さんの大学進学だったのでついタイムリーで。
返信削除私の二人の娘の内の下の娘が、一年間の浪人生活に終止符をうち、この春念願の志望校に合格し、29日午後からレンタカーに引っ越し荷物と、娘を乗せて東京郊外の大学寮まで行ってきました。今日、一人で無事に金沢にたどり着きました。まる二日1000kmを超える走行で疲れきって帰ってまいりました。
久しぶりに走る大都会の郊外も、ナビのおかげで道に迷わずオヤジの任務無事終えることができました。
入寮日が30日からと指定されていたため、早くから荷は出来ていたのですが、寮に送りつけることも出来ず、引越しのピーク時期でもあり、自ら運ぶことにしました。上の娘は新潟に、下の娘は東京に共に故郷を離れて行きました。上の娘の時も、今回も娘の旅立ちは、成長の証。父親にとって喜びであるには違いありませんが、当たり前に別れは辛い。男親にとって娘との別れはまた辛い。今日から妻と私と愛犬の生活が始まりました。
お父さん、ごくろうさんです。そして、娘さんおめでとうございます。
返信削除二人の子供の大学が重なるのは大変です。うちもそうでしたから、わかります。
うちの場合は、よくまあ自分の甲斐性でのりきれたもんだと、いまさらながら思います。
金沢、新潟、東京。ともに特徴のある町で、そこはよかったですね。
里帰り(来年は北陸新幹線)も楽になりますし。
ワンちゃん連れてドライブしながら、今年の夏は新潟に家族集合とか、東京に集合とか、おもしろそうですね。
お父さん、結婚はもっと淋しいですよ。