お、客がいっぱい。駐車場の車の数を見て、そう思いました。
女子会に人気の店らしく、入っていく客・出てくる客ともに3~4人連れの女性グループが主流でした。女性グループの年代は、20歳代から70歳代まで様々です。女子会に人気の店は、私の経験上、おいしくて居心地もいいはずです。
待ち合わせ時刻よりも40分ほど早く着いてしまいました。
上の写真でご覧のように、12時~13時の駐車場はほぼ満杯でした。13時を過ぎる頃から三々五々で店を出る人が続き、私たちの入った13時20分にはほとんど空席でした。10ヶ月くらいの赤ん坊をそれぞれベビーカーに乗せたママ2人が入ってきました。こういう子連れママの味方みたいに、15時までランチをやっています。時間帯を選べば、赤ん坊がいても肩身の狭い思いをしないで済みます。
店の場所は高柳北といって、福井市最大のショッピングモール「エルパ」をはじめ郊外型大型店舗が建ち並ぶ国道8号線の西側です。まだまだこれからの新興住宅街で、ぽつりぽつりと新築が進むなか、小児科や皮膚科がいち早く新規開業していました。空が広い。そのひとことです。
店のホームページを見ますと、「お店の住所ですが・・・」ということわりがきがあって、以下のように書いてあります。
区画整理により仮であった住所が2013年8月31日正式に決まりました。
新住所 〒910-0837 福井県福井市高柳3丁目3208番地。
今のところ、この住所で地図検索をすると正しく表示されないようです。ご迷惑をお掛けしますがよろしくお願いします。
お店を移転して間もなく2年になりますがカーナビで検索されると移転前の住所が表示される場合がございます。
お越しの際にお間違えの無いようよろしくお願いします
隣はファミリーマート福井高柳店ですから、これが目印になるのではないでしょうか。
さて、ランチメニューはA、B、C、D、Eの5種類です。それぞれの中身については、下の画像をクリックしていただいてホームページを直にご覧いただくほうが早いでしょう。
私はCのテンダロッサランチを注文し、連れの美女はBのドルチェランチを注文しました。
まず、パンとサラダが出てきました。パンはおかわりができて、2種類目はバケットでした。パスタもメイン料理もおいしいソースが皿に残ってしまいますから、パンのおかわりができるのは嬉しいことです。
パスタは、美女が小エビとナスのトマトソースを選びました。私がベーコンとほうれん草のカルボナーラを選びました。
私は双方共に美味しいパスタだと思いました。
美女は富山市のラ・ベットラのほうがおいしかったと言いますが、ここと向こうとでは値段が1000円も違いますし、それに、彼女が向こうで食べたのはウニのクリームパスタです。こちらにもタリオリーニ北海道産生ウニのクリームソースが用意されてますから(750円高くなりますが)、それを注文した上での比較でなければ本当の勝負にはなりません。
私の場合は、両方の店にはそれぞれの流儀があって、それぞれの美味しさだと思いました。
メイン料理には白身魚のアクアパッツアを選びました。これは、私が注文したCのテンダロッサランチに含まれるもので、美女が注文したBのドルチェランチには含まれていません。
彼女がアクアパッツアを自分でこしらえてみたいと言っていたのを思い出して、そのお手本になればいいなと思いました。白身魚はマトウダイでした。顔つきが馬みたいだという意味でマトウダイ(馬頭鯛)ともいいますし、体側の日の丸みたいな黒色班を的に見立ててマトダイ(的鯛)ともいいます。店のスタッフはマトダイと言っていました。
「これって材料費が高いんですか?」と美女。
「いや、高くはないけど、ケッパーとかオリーブとか、ちょっとだけ使うもんでもひと瓶買うことになるしなあ」と私。
彼女のやる気をそいでしまわないようになるべく簡素な作り方を説明しようと思うのですが、目の前のアクアパッツアはえらく丁寧に調理してありますから、私の言葉に説得力が生まれません。
そのかわり美味しかった。ぜひとも真似してみたいもんです。
ドルチェは、明らかにラ・ベットラよりも上でした
美女のほうは季節のタルト。私のほうはカラメルジェラートとティラミスの組み合わせです。
常にといっていいほど、彼女には他人のデザートのほうがおいしく見えてしまいます。「ちょっといいですかあ」と私のティラミスをひと口試してみて、「わあ、ティラミスおいしい」と感激しています。それは自分がティラミスファンということやないか。それならなんでタルトにした。こういうとこ、うちの妻お龍にめちゃ似ています。
店のキャパは32名とホームページに記載されています。間仕切りを使えば14名の団体部屋にもなるスペースと、2人用テーブルをアレンジして人数に合わせるスペースのふたつからなっていました。真っ白なテーブルクロスと椅子の黒い背もたれのコントラストがスキンとした空気感を演出しています。
ランチタイムはすべてのスペースを使っていますが、先日夜に来たときは団体用の部屋は閉じられていました。座席の格でいうと団体用の小部屋のほうが少し高い気もします。
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