敦賀市、北陸自動車道敦賀インターから市街へ向かう途上に、「そば処はやし」があります。
地元の人たちで昼どきは込み合う店です。
区分けをするなら、大きくて便利なそば屋になります。
店の前の道路は、平日の午後1時過ぎということもあって、通る車もまばらです。まばらな交通量のなか、走ってきた車の2台か3台に1台がこの店に入っていきます。人気店だとわかる光景です。
玄関を入ったら、ショーウインドウにメニューの品々が飾られています。このスペースが十分に広くて、しかも、順番待ちの名前を書く台も常設されているところをみると、休日の食事どきにはよほど込み合いそうです。大衆食堂としての性格が強いのか、たいていの客がセットメニューを注文していました。
テーブルに座ると、昔ながらの急須でお茶を持ってきてくれました。その急須が、「うちはおいしいですよ」と無言で話しかけてくる気がします。
ボリュームにおいて太っ腹の店です。
私の隣には60代半ばかと思われる女性客がいて、そこに玉子丼セットが運ばれてきました。丼の蓋を開けた途端に、「こんなに食べられないよ。ミニ丼でよかったかしら」と言っていました。
上の写真は、おろしそばの大盛りです。
「210円高くなりますけどよろしいですか?」と尋ねられて、1000円くらいになるんだろうと予測しつつ、「ええ、かまいませんよ」と答えました。実際は210円増しで760円。そして、裕に二人分は盛られていそうなボリュームでした。大根の辛さが利いたつけ汁の量にも十分な余裕があります。なくなりそうな心配は皆無です。
ここも、千束そば(同じ敦賀市)同様、おいしいおろし蕎麦でした。どちらが好きかと自問自答して、千束のほうがもう少し味に深みがあったなと思いました。しかし、今年の楽天と巨人が試合したらどっちが勝つか分からないといった違いでした。私は、千束が楽天で、はやしが巨人だと思います。
集客力を自覚している店なのでしょう、駐車場にも余裕がありました。
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