営業企画部長として、東京セントラル証券に出向を命ずる。
「ウッソー!」という声が、視聴率46.7%のテレビの向こうから聞こえてきそうな結末でした。
この写真どうしたかというと、録画したのを見ながら、テレビをカメラで写しました。
今日話した人は、「あんなの納得できない。絶対にパート2をやるべきでしょ。うちのお母さんもそう言ってるんだから」とのことでした。
口調から分かるとおり女性ですが、「納得できない」の意見は女性に多いような気もします。
しかし、あれで昇進昇格まで半沢直樹が勝ち得てしまったら、おまえばっかりええ目しやがってと、私はやっかんだことでしょうねえ。
食うために良心を殺してでも立ち回るのがサラリーマンです。それなのに、立派に生きた奴が報われてたまるか。私には、そういう薄汚な~い根性があります。
半沢直樹が最後に成功者になっていたら、急に遠い存在になってしまったのではないでしょうか。半沢直樹だけが成功者としてあっち行ってしまって、自分はといえば、あいかわらずこちらの世界に置き去りにされたまま。そんなん淋しすぎます、というか、リアルすぎます、というか・・・
敗北者で終わってくれたから、「そやねん、そやねん、会社っちゅうのはそういうとこやねん!」と、思いっ切り腹を立てることができます。
それが自分の会社に対する憤りなのか、東京中央銀行に対する憤りなのか、判別しがたいのですが、いずれにせよ、企業のズルさに憤る感情がないことには、あのドラマ面白くないと思うんですよ。
半沢直樹みたいな男が幸せになれるなんて、どこの会社もそんなに健全じゃないですよね。会社もまともだったという結末では、拍子抜けしたと思いますわ。
私はそんな風に思ってますが、みなさん、いかがでしたか?
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