2010-08-22

とり松 京丹後市 網野 魚料理 ばら寿司 「17文字のTweets」


 義理ある方に頼まれて、「とり松」のばら寿司を買いに走った。

 京丹後市の網野町。
 楽天イーグルス前監督野村克也さんの故郷。
 とり松はその町にある。

 とり松へ行くときのふたつの楽しみ。
 ひとつは、行くルートを選べば、私の大好きなベルジャンタービュレンに会えること。
 そして、もうひとつは、とり松の看板に掲示される俳句・川柳。「なるほどなあ」の共感を招く秀作ぞろいだ。

 ベルジャンタービュレンを私も以前は飼っていた。人と遊ぶのが大好きな犬種で、かまってくれる人がいるとついはしゃぎすぎてしまう。
 網野町のこのベルジャン君もそれは同じ。カッコよく見える写真を撮ってやりたいのだが、動き回るものだから難しい。
 そう、そう、ここの飼い主さんが、11月にブリーディング予定だと言っていた。仔犬たちがいまから楽しみだ。

   さて、とり松の看板に掲示される句である。
 句は、月に1回か2回、新しいものに変わる。店のお客さんや店のホームページを見た人から候補作品が寄せられる。
 今年は酷暑の夏だが、それでも丹後はわずかに秋めいてきた。その移り変わりをとらえてのことなのか、昨日は秋の始まりを表現する五七五が掲げられていた。
  2枚のパネルを背合わせにして、表に一作、裏に一作。これが常となっている。

 時節に合わせ、あるいは作品の集まり方に合わせ、紹介作品は更新される。いつ変わるのか、店の前をしょっちゅう通っていないとわからない。Twitter的にいえば、私はとり松をフォローしている。ゆるいつながりすらない作者の誰かに共感している。



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