2014-03-27

きらく(新大阪駅前) 3月24日、送られる側で歓送迎会

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 3月24日、いよいよ私の労働契約期間が切れました。この日、関西営業所の歓送迎会でした。
 顔に書いておきましたが、「歓」は新しいメンバー、「送」は去るメンバー、「関西営業所」の文字はそのままのメンバー。ひとり国籍不明が混じっています。彼もそのままの一人です。

 

会場は「きらく」新大阪駅東口

 

新大阪駅東口のきらく。幹事森本君のお見立て。
 幹事役を言い渡された晋介の見立てで、会場は新大阪駅東口の「きらく」でした。東口からほんの徒歩2分。歩く道すがら線路もホームも見えるくらいに駅のそばです。

 店名どおり気楽に入れる居酒屋ながらも、新大阪の割には旬の海鮮にこだわる店と評判高く、週始めの月曜日だというのに満員に近い客の入りでした。新大阪駅周辺はビジネス街ですので、この時期は歓送迎会が集中するという事情もあるでしょう。

 幹事の晋介は「天然ブリしゃぶ宴会コース5000円90分飲み放題付き」というのに一度は決めていたそうです。けれども、歓送迎会ですから初対面のメンバーも含まれます。銘々の箸でいきなり鍋をつっつきあうのはよくないと考え直して、「きらく春満開宴会コース5000円90分飲み放題付き」に変更しました。

 せっかく深慮をみせた晋介ですが、惜しくもハズれてしまいました。出てきたのは、1品目の篭料理を除いて、あとはすべてひとつの器にみんなで箸を伸ばす料理ばかりでした。

 ハズれたといえば、ある若手MRがつい先日、香川県高松市のホテルに泊まってデリヘルを呼びました。いちばん安い1万2千円の「お任せコース」にしたこともあって、かわいいギャルまでは期待していなかったのですが、やってきたのは妥協の限界に近いブサイクでした。女性が足りなくて電話番の事務員さんをよこしたのではないか。それくらいだったそうです。

 この事務員さんライクなデリヘル嬢でも、その日は特別に忙しかったらしく、客の部屋に行っては全裸になる、その客が終わって服を着てもすぐ次の客が待っていてまた全裸になる。その繰り返しのうちにすっかり身体が冷えてしまったそうで、順番が遅い彼のところでついにウンコを我慢できなくなりました。

 やってる途中のことだったといいます。急に起き上がったデリヘル嬢は、申し訳ありません、申し訳ありません、申し訳ありません、申し訳ありませんと何度も口にしながらベッドを下りて、申し訳ありません、申し訳ありませんと言いながらトイレに入ってしまいました。
 しばらくして、今度は申し訳ありませんを繰り返しながらトイレから出てベッドに戻ってきました。しかし、顔はブサイクお尻はウンコ。たいていの男はげんなりです。

 でも、ものは考えようで、その子が我慢しすぎてベッドでもらしていたらもっと大変でした。朝になってからホテルにどう申し開きをすればいいのか。勝手に人を部屋に招き入れたとは言えませんしね。たいていのビジネスホテルはデリヘルを黙認しているというものの、やっぱり正面切っては告げにくい話です。そしたら、自分がたれたことになりますしねえ。

 だから、彼も、不幸中の幸いだったんです。


1品目:もずく・鮟肝・枝豆1品目:前菜かご盛り三種(もずく、鮟肝、枝豆)

2品目:刺身盛り合わせ2品目:特選お造り盛り合わせ(お、アワビか!と思ったら貝殻だけでした)

3品目:鰤のたたき3品目:きらく名物カツオ塩たたき(ちょっと塩ょっぱすぎたかな)

4品目:若鶏のサラダ4品目:若鶏の春サラダ(あれ?こんなのがあったのか・・・食べなかったぞ)

5品目:ホッケの塩焼き5品目:北海道産特大縞ホッケ炙り焼き(これを4人でつつきあうのは至難の業)

6品目:ホタルイカの石焼

ホタルイカを熱い石の上に10秒 6品目:富山県産生ホタルイカの石焼き(生でも食べられる新鮮なホタルイカを熱く焼いた石の上に10秒間のせてから食べます)

7品目:ユーリンチー(油淋鸡)7品目:油淋鶏(ユーリンチ。本来は「葉付き新しょうがの肉巻きフライ」が出てくるはずですが、その代替メニューです)

8品目:なんとかとなんとかのみぞれ鍋 8品目:明石産タコと新玉ねぎのみぞれ煮(味噌仕立て。酒が血流をめぐり胃袋が膨れたあたりで憎い配置のこの一品)

9品目:しめのお蕎麦でございます9品目:シメのお蕎麦でございます(大皿にどんと4人前。シメとはいいながらもたっぷりの量でした)

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焼酎がずらっと並んだ棚。私は飲めないので、ここにある全種類が飲み放題だったのかどうかは知りません。



60歳を過ぎて初めて知ったーーー仕事がこんなに楽しいなんて

 前にも書いたことがあるように思いますが、私はSOKK JAPAN(ソック・ジャパン)という人材派遣会社から特定派遣という労働契約でこの会社に来ていました。SOKKは、60歳代の定年退職者や50歳代の早期退職者の再活用をビジネスの中心に据えている派遣会社でして、SOKKというアルファベットはシニアのおっちゃんコツコツきばるの略だともいわれています。

 私が派遣されていた会社はセオリアファーマといいます。2010年に設立された若い会社ですから、不足する人材をすべて正社員で賄うこともままならず、派遣労働への依存度が高くならざるを得ません。とくに、私達の職種である医薬情報担当者(一般的にはMRと略されます)はライセンス制の仕事です。異業界から入ってきた真っシロな人材では即戦力になりません。幸いにも私にはMR歴36年という経験値がありました。そんな背景事情に助けられてセオリアで働くことになりました。

 とはいえ、生まれたばかりの会社ですから、医薬品メーカーの体を成していないと言っても過言ではないお粗末さでした。わるく言おうとすればいくらでもわるく言えるほど体制が整っていませんでした。私が働き始めた頃の関西営業所のMR数はわずか4人で、その少数精鋭(?)が近畿・四国・北陸を回っていました。
ちょっと製薬メーカーらしいメーカーならば少なくとも20人ほどで受け持つエリアですし、大手であれば500人を下回ることはありません。そこをたった4人というのは、MRがいないに等しい状態です。

 哲ちゃんは四国全部と兵庫県を担当していました。F田M人さんは大阪府の大市場に単独で取り組んでいました。T野T弘さんは、大阪府の一部に加えて奈良・和歌山を走り回っていました。そして私が京滋北陸。ブログの名前に「広域版」と付け加えたのも、そんなことでした。

 「こんな会社」と思いました。まともな仕事できるのかといったところですね。
 同様の不満感を関西営業所メンバーも味わっていました。ところが、彼らは、腐るどころかなんか生き生きしていました。「こんな会社」で頑張る自分はけっこうイケてる奴なんだと、自己肯定的な気風を漂わせていました。そんな彼らに感化されて次第に気持ちが太くなっていくのを自覚できました。
 新横綱鶴竜が「昨日のことは悩まない、明日のことは不安に思わない」とインタビューで話してましたが、関西営業所の気風がまさにこれでした。いや、明日のことは不安だらけなんですよ。でも、だからやるしかないわけで、このモチベーションは出来上がった製薬企業に勤めていた頃には生まれようもないものでした。

 会議は幕末の志士の集まりみたいなもので、持論がぶつかり合う場でした。それも当然の成り行きです。私が働き始めた頃から人が増えたとはいえ、それでも10人に満たないMR数で近畿・四国・北陸の広いエリアを相手にしようというのですから、型通りのやり方でいけるはずありません。どうすればいいのかを話し始めたらキリがない。そして正解もない。その混沌が私には魅力でした。


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 1年と9ヶ月、セオリアファーマで過ごしてみて、仕事いうのはけっこうおもしろいもんやないかと気づきました。60歳を過ぎて気づいているようでは遅すぎるんですけどね、それでも死ぬまで気づかないよりはよほどマシです。

 昇進・昇給とはまったく縁遠い立場になったのもよかったんでしょうね。昇進・昇給に釣られた働き方をがむしゃらと呼ぶならば、そこから解脱した労働意欲はひたむきと言い表すにふさわしいものでした。近江商人みたいに仕事したいなあと漠然とながらも思っていました。


 このまま居続けたい気持ちはありますが、残念ながら正社員にならないかという声がかかりませんでした。楽しく仕事できた結末としては、まあこのへんじゃないでしょうか。会社から必要とされたければ苦しく仕事しなくてはなりません。

 毎日が直行・直帰、自宅から出て自宅に戻る外勤活動でしたから、いま自宅にいましても仕事を離れた実感がありません。とはいえ、何もしなくていい一日は、春霞みの空を心に広げたように居心地のいいものです。これで犬でも飼っていてそろそろ散歩の時間だというのなら、今日のところは満点なんですけどね。



2 件のコメント:

  1. 会社は関係ないのと名前も消してあげてください。
    ごめんなさい。

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  2. 名前は仮名です

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