第2京阪京都線の山科ICを下りてほどないところ、山科区西野山射庭ノ上町67-11で、「再會」という喫茶店に出会いました。
まことに古風な洋館建てです。周囲を緑に囲まれています。
Ckick to 再會のホームページ
夕立前、いきなり暗くなる空の下、安いデジカメで撮影したら、こんなみすぼらしい写り方になってしまいました。本当はもっと風格のある洋館です。
広い駐車場+喫煙席常備の重要2項目を満たしてくれたこともあり、少し休んでいくことにしました。
大きな木のテーブル、古いけれども座り心地のいい椅子。ステンドグラスやシャンデリアを活かしたインテリア。金持ち一族の事件を請け負った金田一耕助のような気持ちになります。
朝からメールを見ていなかったので、パソコンを開きました。少し仕事の気分に変わったら、遺産を管理する弁護士になったようでもあります。
高校3年生のとき、同じクラスにお金持ちの次男坊がいました。やはり山科に住んでいました。彼の家に遊びに行ったら、敷地1万坪だったか1千坪だったかに建つ古城のような洋館でした。
酒を飲んでいても煙草を吸っていても、明け方まで麻雀していても、いま息子たちが何をしているのか、その音さえも両親に届かない大きな洋館でした。
その財産をめぐって、高校生の彼と大学生の兄の間柄がすでに確執状態にありました。
再會も同じ山科区。まさか、これが彼の屋敷ということはないよなあ。そんなことがあるわけないよなあ。
何度も自分にそう言い聞かせました。
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