福知山からの帰り道、京丹波町でカブトムシを捕まえました。
やっぱり自然が豊かです。
国道9号線は、あいかわらず、どの車もすっとんでます。
80km、90kmで走らないと、後ろにピターっとくっつかれます。
虫が好みそうな水銀灯を物色しているいとまもありません。
国道からそれました。いずれは須知のローソンで9号線に再合流する道ですが、それまでは心静かに虫探しができます。この道ですと、交通量がうんと少ない上に、虫が好む水銀灯の近くには必ず安全な駐車スペースがあります。
8月になるとクワガタムシが減ってカブトムシが増える。
これは定説といってもいいほどの現象です。
コンビニ狙うならローソン。
これもほぼ定説化しています。とくに、青と白の看板を虫が好みます。
水銀灯ごとにずっと見ていきましたら、カブトムシのメスばかりです。子供の頃の経験でご承知でしょうが、メスはオシッコばかりします。飼育箱がすぐ臭くなってしまいます。
だから、メスを見つけても、捕まえません。
窓を開けて走ると、京丹波町の夜の空気は、カブトムシやクワガタムシが必ずいる匂いでした。わかる人にはわかると思います。木々から発せられるすっぱーい匂い。この匂いが漂う雑木林では、どんな子供も本気になりました。夏休みの匂いです。
京丹波町では、いまもまだ夏が生きてますね。
このオスは、さほど虫の集まっていない水銀灯下で、アスファルトを歩いていました。脚の生えた丹波栗が動いている感じですので、運転席からでも「よし、いた!」とすぐ分かります。
家に連れて帰って、マクワメロンを一切れおすそ分けしました。
さっきまで逃げ回っていたくせに、マクワメロンを食べ始めた途端に、警戒心ゼロになりました。
レンズがすぐそこに来ても知らん顔して食べ続けています。
それもそのはず、このマクワメロンは、とても甘い。
JA三和で、火曜・金曜に開かれる産直市場。
常連出品者の東山幸子さんが育てたマクワメロンです。120円。
私は、東山幸子さんの出品野菜に信頼を置いています。どれを買っても、まあ、おいしく上手に育ててあること。
その東山幸子さんご本人を、今日は、初めてお見かけしました。
ご高齢です。ひ孫までおられそうです。
へえ、このお齢で、いつもあんなに精力的に出品なさるのか。
カブトムシ君、心して味わえ。それを育てたのは、三和の巨匠・東山幸子さんだぞ。
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