2013-12-09

ガラス細工と親子丼 ぐっと冷え込む長浜市

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 思い立って、長浜へ行きました。
 いちばんの目的は、鳥喜多の親子丼でした。
 長浜駅前に到着したのが3時半くらいで、鳥喜多が休んでいる時間帯でした。夕方の営業は4時半からです。
 それまでの間、黒壁スクエア周辺のガラス細工を見て回りました。

 黒壁ガラス館の観光客数は265万人(平成23年度)。滋賀県内ではダントツ1位の集客力です。

 ただし、23年度の長浜では、「江・浅井三姉妹博覧会」が開催されていて、この集客数が120万人程度ありました。これが観光客数の底上げにつながりました。来た人たちは黒壁ガラス館にも足を向けたはずです。そういう企画展がなかった年には、180~210万人です。

 これくらいの観光客数になりますと、いつ行っても人がいっぱいです。城下町の狭い路地にガラス細工店が集まる場所ですから、ブログ用の写真には苦労します。

 風景を撮影したなかに人も写っている程度なら、肖像権までの問題には発展しません。ところが、黒壁ガラス館周辺ですと、人との距離がとりにくくて、顔が大きくはっきり写ってしまうんですねえ。
 もちろん、そうならないタイミングでシャッターを切るわけですけれど、他人さんが次の瞬間にどう動くかなんて、予測つきませんからね。

 顔をボカして掲載しますと、この男の人は、この直前まで、背中向きでした。こういうの、しょっちゅうです。
 他人さんの顔が写ってしまうことばかりに神経質になっていますと、観光地のブログ写真は、めちゃ遠景か、めちゃ近景か、ふたつにひとつになってしまいます。


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 長浜の町は晴天にもかかわらず、きゅんと空気が冷え込んでいました。
 午後4時を回って、窓から斜めに差し込むオレンジ色の光が、ガラス細工に反射したり、透過したり。冬の光だけに、低くて長くて、長浜のガラス細工を見て回るには格好の時間帯でした。


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 さて、鳥喜多の親子丼です。
 テレビでしきりに放映されてすっかり有名ですから、ご存知の方もたくさんおられます。

 親子丼というよりも玉子かけご飯に近いもので、生玉子がのっかってきます。もう一杯食べたくなるおいしさです。でも、実際に二杯目を食べたら、途中で満腹になりすぎるでしょう。

 妻お龍は、玉子かけご飯があまり好きではなくて、運ばれてきた親子丼を見た瞬間は「うえっ!」と思ったそうです。ところが、ひと口目から、自らの玉子かけご飯嫌いを忘れてしまったほどでした。

 いつ行ってもなんですが、調理場の仕事が一段落すると、女将さんが各テーブルにお茶を注ぎに出てきます。これは、たぶん、偶然ではないと思っています。お礼を伝えるためではないのでしょうか。


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 この日は行きませんでしたが、コメカのクレープもおいしいです。しかも、べっぴんさんが焼いてます。赤い傘の窓に、クレープ待ちの行列が生まれます。


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