高校生のみんな、おつかれさまでした!途中から寒かったね。
募金はいっぱい集まりましたか?
写真は、京都共栄学園高等学校生徒会役員の美少女JKたちです。
この日のイベントに力を合わせた高校は、京都共栄学園高校、福知山成美高校、京都府立工業高校、福知山淑徳高校、京都府立福知山高校(同三和分校)、京都府立大江高校、京都府立綾部高校(同東分校)の7校です。
京都共栄高校からのプレゼントは、大福堂の大福餅。
そして、もうひとつのプレゼントは、ぜんざい。家庭科の先生が作りました。前日の昼間から準備に取り掛かって、250人分を用意したそうです。実際は250人分以上あるのではないかとのことでした。
福知山成美高校 生徒会役員のみんな。
成美高校からのプレゼントは、同校野球部が甲子園に出場したときのタオル。2009年のものです。
京都府立大江高校生徒会 役員のみんな。
大江高校は、こんなしおりを、プレゼントとして用意しました。
福知山淑徳高校 生徒会役員のみんな。
淑徳高校からのプレゼントは、調理系列生徒が手作りしたクッキーとマカロンでした。
京都府立福知山高校の新聞部のみんな。いっちょまえに「報道」の腕章を巻いています。おっちゃんも高校では新聞部やったぞ。
こちらは、福知山高校の書道部のみんな。出番を待ってる間が寒いんです。しかも、裸足です。Tシャツ1枚です。祭りのヒヨコみたいに寄り添って、お互いの体温でお互いを温めあいます。
それでもまだ寒い、顧問の先生が貼るカイロを持ってきてくれました。
募金に立つ福知山淑徳高校のJKたち。はちまきしてるのは和太鼓部だからです。
京都府立綾部高校東分校は、被災地の農業高校にアンケートをお願いしました。その回答が掲示されていました。綾部高校東分校は農業3学科で構成されています。被災地からの高校からは、震災後の農業実習の写真なども送られてきました。
被災地の農業高校から福知山・綾部の高校へ、メッセージも届いていました。それを読み上げる綾部高校東分校の生徒会役員JK。
被災地の高校生からのメッセージには、放射能汚染に関する風評を容易に信じないで欲しいという切実な訴えがありました。私のお父さんは会社が風評被害でツブれて職を失ったとの話題も混じっていました。
東北のこれからの農業を担う世代が、風評被害の深刻さをなんとか伝えようとしていました。
綾部高校東分校には定時制もあります。定時制から被災地へのメッセージも読み上げられました。
定時制の自分たちは、仕事に加えて勉強もこなすのはたいへんだと思っていた。けれども、被災地の現状を知るにつけ、当たり前のことが当たり前にできる自分たちをたいへんだなんていえないのだと気づいた。そういう趣旨でした。
綾部高校東分校が用意したボードです。被災地の高校生たちへのメッセージを書き込んでいってくださいとのことでした。
イベント会場を、低気圧の風が何度も通り抜け、ついに看板を倒してしまいました。持ち上げるのは想像以上に大変です。
さてさて、各高校のパフォーマンスです。午後2時までに多くの人たちが集まってきました。人が集まるなか、気温と気圧がどんどん下がって,、寒さが身にしみます。それでも、みんな一生懸命に観客を楽しませてくれました。
ここに写真で掲載できないパフォーマンスも、動画で記録してきました。編集が済んだ順番にYoutubeにアップしていきます。このブログでもごらんいただけるようにしますので、どうかお楽しみに!
まずは、福知山淑徳高校の、踊りと和太鼓のパフォーマンスです。客席にはお年寄りが目立っただけに、このパフォーマンスはウケました。もちろん手拍子です。
京都府立綾部高校は、合唱の後に、生徒会長から被災地へのメッセージ。
東北の高校生たちに「頑張れ」とは言わない。「少し余裕ができたら遊びに来てください」と声をかけたい。その言葉が印象的でした。
そして、私は、綾部高校のメッセージボードのなかに、「SAVE JAPAN」というスローガンを見つけました。
このとき、ハッとしました。高校生たちの世代、こらから社会に出て行こうとする世代には、まさにSAVE JAPANなのではないかと。
原発廃止問題ひとつをとっても、あちらを立てればこちらが立たぬの日本社会。どうすればどうなるのか、誰も答えを知りません。
由良川の霧よりもまだ見透しのきかないその社会で、これから彼らは60年以上を過ごさなくてはなりません。自分たちの社会です。がんばれ東北でも、絆でもなくて、彼らの課題はSAVE JAPANに尽きます。
京都共栄高校と府立工業高校は吹奏楽で会場を盛り上げました。こちらは動画でたっぷり楽しんでいただけるようにいたします。
福知山高校三和分校からは、こんなきれいな春の花の鉢植えが届いていました。客席の前列を飾ります。
この京都府PTA協議会の募金活動の人たちに、「高校生のイベントに便乗したらダメだ」と告げました。
イベントが始まって10分くらいした頃、京都府PTA協議会の人3人が、この場所で募金活動を始めました。福知山駅からイベント会場に向かう人の流れのいちばん上流です。そのすぐ下流では、高校生たちが募金箱をもって立っています。
こういうやり方を、魚釣りでは「頭ハネ」といいます。きわめてマナーのわるい行為だとされています。回転寿司でも、狙っていたネタを上流側の客に先取りされてしまいますよね。
7高校合同チャリティーイベントの責任者の先生に確認したら、京都府PTA協議会とは連係プレーをまったく約束していないとのことでした。あちらが同じ日に福知山駅北口で募金活動をすることだけは聞いているとのことです。
その先生は、京都府PTA協議会がどこでどう募金してもかまわないとおっっしゃっていました。しかし、私は、いくらなんでも高校生たちのすぐそばに来るのはやりすぎだと考えました。
高校生たちがこれだけ努力して人を集めました。それをうまく利用しようというのは許せませんでした。
本当ならば、生徒の努力を無にしないためにも、先生がなんらかの対応を示すべきだと私は思います。けれども、団体名にPTAがついていますから、先生も強く出られなかったのでないでしょうか。
イベント終了を待たずして、会場は雷と氷雨とみぞれに見舞われました。集まっていた人はすべて去りました。「上を向いて歩こう」を全員で合唱するはずだったのに、観客席はこの通り。
けれども、このとき、会場の高校生たちは感動のフィナーレを展開していました。その模様を少しでも早く動画でお届けしたいと思います。
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