みなさん、こんにちわ!
おさちゅんじいちゃんとお龍ばあさんの孫、理久斗(りくと)でーす。1歳と3ヶ月です。いつもは神奈川県の鎌倉市に住んでます。
このブログで孫っていえば聖太郎クンばかり有名ですけど、ぼくのこともよろしくね。
ぼくのパパの名前はナオポンです。ママの名前はユリっぺです。
いまおさちゅんじいちゃんのところに来てます。
ママのお母さんアッコばあばも一緒に来ました。だって、ママのご先祖様のお墓は京都の真如堂にあるんだもん。ご先祖様にぼくを紹介しようってことらしいよ。
京都駅に着いたらそのまま真如堂へ向かいました。
途中、京大の近くを通ったとき、おじいちゃんが言いました。
「理久斗、おまえの大学はここにしとけ」
真如堂は、ぼくの手のひらみたいなモミジがいっぱいでした。
それから、なんとか銀行の新入社員さんたちもいました。新人研修だそうです。心がまえを仕込まれていました。
あの人たちの給料は、ぼくのパパをすぐに追い抜いてしまうんですって。
おじいちゃんが料理を頑張ってくれました。
ぼくは離乳食なんだけどね。
パパもママもアッコばあばも、「おいしい」を連発してたよ。
もらったお肉券があったから、お龍ばあさんが近江牛を奮発したんだって。もも肉のブロックなんだけど、「こんな分厚い肉どないして焼くねん」とおじいちゃんは困ってたみたいです。
おじいちゃんは忙しくしていました。料理をちゃんと作りたいし、ぼくの写真やビデオを写したいし。「今夜はどうでもええわ」とか言いながら料理の写真を撮ってたよ。
下の写真は、ゴルゴンゾーラとマスカルポーネというチーズをひとつにしたチーズだそうです。京都駅の伊勢丹で買ったそうです。パンにつけて食べるんだって。
小さなトマトはブリックスナインだとおじいちゃんがパパに説明していました。群馬県産ですごく甘いって。
下の写真はブロッコリーのペペロンチーノだそうです。塩茹でしたブロッコリーをニンニクとオリーブオイルで炒めてから、宮津の富士酢ちょっとと白ワインちょっとでグツグツと蒸すそうです。
「火を消した後もフライパンのふたを閉めたままにしとくからブロッコリーの色がきたなくなったのよ」と、お龍ばあさんが言ってました。おじいちゃんはやっぱりおバカだね。
次は、サツマイモのレモン煮です。お龍ばあさんが作りました。ハチミツも入って女子好みの味なんだそうです。ばあさんの言うとおりです。ママもアッコばあばも、喜んでました。
ぼくも離乳食でサツマイモを食べますが、ぼくのは素のままでなんにも味がついてないよ。
そして、ゴボウのアラビアータです。「今日は隠し味にベーコンを入れてみた」とおじいちゃんが言ってました。
普段は、ニンニクのみじん切りとタカノツメをオリーブオイルでじっくり炒めてからゴボウを炒めて、ゴボウに火が通ったらトマト缶を入れて煮るんですって。水気がなくなったら出来上がりってことでした。
グリーンサラダです。「エンダイブってどんなもんか、初めて買うてみた」とおじいちゃんが言ってました。それをお龍ばあさんがサラダに使いました。
キクイモの冷たいポタージュもありました。
おじいちゃんは、舞鶴市の「タケウチ」というフランス料理屋さんで食べたキクイモのスープが忘れられないんですって。「土の味や。めちゃうまかってん」と言ってました。
近鉄百貨店でキクイモを見つけてこれのポタージュを作ろうと思い立ったそうです。「それみい、やっぱし土の味や」と喜んでました。
さっきの分厚い肉はタリアータになりました。
おじいちゃんはもっと生みたいな仕上がりでいくつもりでしたが、みんながもっと焼いてくれとリクエストしました。
「ほんま難しいわあ。これだけ分厚いと分からへん。どんだけ焼いたらどうなるねん」と、おじいちゃんはずっと言ってました。
ぼくがキッチンに行ったとき、おじいちゃんはバルサミコソースでズルい技を使ってました。バルサミコ酢を根気よく煮詰めてるのかと思ったら、「バルミグラッサ」という調味料をドバドバっと使ってました。バルサミコ酢、赤ワイン、粒マスタード、ケッパーも加えてましたけど、ぼくから見たら手抜きだねえ。
みんなバルサミコソースを褒めてました。でも、ぼくだけはヒミツを知ってるんだよ、おじいちゃん。
下の写真は「シェフ特製のフワフワカプレーゼや」とおじいちゃんが言ってました。デザートみたいだそうです。
パパイヤ。ひと晩マリネしたミニトマト。リコッタチーズと牛乳を泡立てたクリーム。
ぼくが離乳食でなくなったら、栄養たっぷりでケーキみたいなこのカプレーゼを食べさせてもらえます。
おじいちゃんとおばあちゃんはぼくが来るのを待ちわびていたそうです。パパとママがまた来たくなるのを狙っておいしい料理を作ったんだって。
これが1日目の話だよ。またレポートするね。
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