そのお気に入りスポットがライトアップされると知った日からそわそわしていました。とくに、中央公会堂に描かれる光のアート。それを楽しみにしていました。
写真1
写真2
写真3
写真4
楽しかった。めちゃ楽しかった。独りですけどね。冬は5時からもう夜で、夜が長くて退屈です。こういうイベントは大歓迎です。
イベント期間中の夜間は中之島に車で入っていけませんので、新大阪に車を駐車して地下鉄御堂筋線で淀屋橋まで向かいました。つまり、イベント期間は中之島が歩行者天国になるわけです。
光スポットは、大まかに4つに分けることができます。
上の写真の順番でいきますとーーー
① みおつくしプロムナード(写真1)
淀屋橋北詰から始まる川沿いの散策路です。建物にして大阪市役所と中央公会堂のふたつ分、約150m。中国語で「クリスマスイブ」をカバーした曲が流れまして、それに合わせて灯いたり消えたり色変わったり。
わー、めちゃきれいやんかあ。
みんな、だいたい、ここでいっぺんびっくりします。で、スマホ、スマホ。
② 中央公会堂(写真2)
正面玄関側に、「Les Anooki á Osaka! ~アヌキが大阪にやってきた~」と「光☆絵」の光アートが照射されます。
なかなかええもんでした。みなさんに大人気。歩いてきた人たちが、その場に足を止めたまま、見入っていました。「これやんか、これやんか」の声。すなわち、たいていの人はこれが目当てなんですね。
中央公会堂は、1918(大正7)年11月に建てられたレトロな建造物で、重要文化財にも指定されています。私達ムニャムニャ製薬の大阪・兵庫グループは、毎月初めにこの公会堂の一室で会議をやってます。5時間でたった2,500円という格安の使用料金です。天井も窓も床も、それは、それは立派な部屋ですよ。
午後9時までは、「Les Anooki á Osaka! ~アヌキが大阪にやってきた~」をやってました。アヌキはイヌイットの子供。かわいいキャラクターです。1回5分ほど。休みなしに続きます。
「光☆絵」のほうは9時~9時半です。この時間帯の「光のつみき」は必見だそうです。私の場合、滋賀県の草津まで帰るわけですし、遅くなりますから、待っておられません。またの機会にしました。
③ フランス・アベニュー(写真3)
中央公会堂から始まる直線道路。そのケヤキ並木がずーっとライトアップされています。シャンパンをイメージしてあるそうです。なるほど、たしかに。一本ずつのケヤキがシャンパングラスの形です。
カップルは手をつないで歩いてますわ。1本のマフラーを二人で巻いてるなんて、そんなクラシックな男女はいませんでしたけどね。
このフランス・アベニューの地下は京阪電車のなにわ橋駅です。駅へ降りるガラス張りの入り口も、3秒ほどのインターバルで色が変わります。その周囲に、洋食系の飲食ブースがいっぱい並んでいます。こういうのをマルシェというらしいです。寒いですけど、路上に用意されたテーブル席でみんな飲み食いしています。中之島の冬はホットワインが名物だそうです。
④ フェアリーローズ・ファンタジア(写真4)
中之島のバラ園といえばけっこう有名で、バラの季節はほんまにきれいです。堺筋から向こう側全体が花壇になっていまして、そこに光のオブジェが並べられています。
その奥が、やはりマルシェになっています。こちらのマルシェはたこ焼きとかラーメンとかおでんとか、B級グルメのオンパレードです。飲み食いしている客の数はこちらのほうが多かったですね。お祭りなどを通じて立ち食いし慣れている食べ物だということでしょうね。
公式サイト(画像クリックで公式サイトへ)
GARB WEEKSのテラス席 久々に正統派カルボナーラ
中之島公園は路上禁煙区域です。店なら喫煙可なのかをスタッフに確かめると、テラス席ならOKということです。さらに、大型ストーブがデンと構えています。暖かくて天国でした。
うまかったです。イルミ見物のついでどころか、本格派のカルボナーラでした。直球勝負のレシピです。テーブルに運ばれてきた途端に、挽き立ての黒胡椒がふわっと香りました。
口に運んだら、すごく濃厚。チーズの旨味もちょっと臭いとこも、はっきり伝わってきました。そして玉子のおいしさも。
フロアーを仕切っているのはイタリア人です。そのイタリア人、いくらでも関西弁が通じますので、おいしかったことを存分に伝えました。これがイタリアの本当のカルボナーラだと彼は得意気に語っていました。
GARB WEEKSの外観。この周囲がマルシェ会場になっていて、洋食系のブースがいっぱい並んでいる。
寒い夜。気温は5度もなかっただろう。テラス席に大きなストーブ。熱風が遠くまで届く。タバコも吸って、ほっとひと息。
本格的でストレートなカルボナーラだった。他ではなかなかこういう思い切った濃厚さのカルボナーラがなくて、店独自のアレンジが加わってばかり。
飲食ブースが並ぶマルシェ。店は並んでいるが客が並んでいない。
大阪芸術大学による光のモニュメント、ガリバー。
レトロな建物はそれだけでクリスマス感いっぱい。レストラン中之島倶楽部の店先ではホットワインが飲める。
橋もライトアップ。サンタを乗せた船が行ったり来たりを繰り返している。寒いことだろう。
バラ園の光オブジェ。大阪市街の夜景との組み合わせがきれいだった。
同じく、バラ園。
オフィスビルにはまだ仕事中のサラリーマンもたくさんいるようだ。
B級グルメが集まったマルシェ。こっちは若い客を主体によく利用されていた。気温が低いから温かいものをという心理もあるし、立ち食いし慣れた食べ物だという理由もある。
阪神高速環状線も少しだけライトアップされている。
イルミネーションの観光船もある。中之島ウェストという西会場とこちらのメイン会場の間を走る。でも、ぜったいに寒いぞ、あれは。
中央公会堂。ただ光を当てるだけで充分に美しい建物。
大阪市役所と向かい合う日本銀行大阪支店。
大阪市役所にもこんな光のモニュメントが。維新の会のシンボルマークではない。
午後9時。御堂筋。
淀屋橋に立って中之島を眺めるとこんな光景。
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