阿倍野は、そもそもがにぎやかな街で、イルミネーションがあってもなくても、パーっとしてます。
2011年にあべのキューズタウンが開業。2014年にあべのハルカスがオープン。それ以降は、なんというのか、阿倍野というよりAbenoになりましたねえ。
あべのキューズタウンをハルカス側から見る。行ってみようか感はハルカスに勝ると思います。
あべのハルカスとJR天王寺駅。消費税増税できるやろと錯覚しそうな風景です。
11月19日に、「天王寺イルミナージュ」を見に行ってました。これをブログにするのをすっかり忘れていました。
「天王寺イルミナージュ」は天王寺公園で開催されています。公園の北側、動物園ではないエリアに美術館や茶臼山古墳がありますが、そのあたり一帯を会場として、植え込みや街路樹がイルミネーションで装飾されています。
ただ歩いているだけなら10分か15分くらいの距離だと思いますが、切れ目のない光を鑑賞していけば30分くらいはかかります。
公園は静かで暗くて広い。イルミ会場向きの条件を備えています。しかも、木や草花は、電蝕すればそれだけで美しい造形として人の目を惹きつけますし、階段、フェンスなども電飾向きの構造です。
静かというだけでイルミネーションの見え方はずいぶん違ってくるものですが、さらに、広さと暗さのなかに連なる光はとても幻想的です。屋外の寒さも手伝って、冬の夜らしさを感じました。
天王寺イルミナージュ入り口。天王寺駅側にあります。
入場口でチケット(1000円)を買います。
こんな光のフェンスに沿って会場の核心部へと進みます。
美術館前の広い道には、グリーン、ホワイト、コーラルピンクの電飾。
全体を和風にまとめるために折り鶴がところどころに配されています。
テーマが真田幸村(大阪夏の陣400周年にちなんで)ですので、馬にまたがる武士のオブジェもあります。
カップルの姿が目立ちました。
通天閣の見える池が青い電飾でぐるりと囲まれています。
忍者が船に飛び移る姿を表現するため、こんな仕掛けが施されています。
闇を走り抜ける忍者の姿が会場のいたるところで見られます。
赤や黄色に色づいた植え込みに電飾を施すと、このような複雑な色合いも可能です。
あべのキューズタウンもクリスマスムードを演出していました。
天王寺公園の静かさからいきなり商都阿倍野の華やかさに引き戻されます。
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