2012-02-21
Lucy’s Cafe(福知山市) 田舎ならではのドッグ・カフェ
とても中途半端な住宅街に、いやでも目にとまる道しるべ。ここは福知山市郊外の下六人部(しもむとべ)。
このLucy’s Cafeという店には何かありそうだと思いました。みなさんもそういう嗅覚がはたらくことってありますよね。
店の人よりも先に私を迎えてくれたのは、ヨークシャーテリアのルノちゃんでした。まったく吠えもせずに、いつのまにか足下に来ていましたから、実は蹴っ飛ばしてしまってから気づきました。
ルノちゃんはLucy’s Cafeの看板娘だそうです。目が合えば、「え?なに、なに?」という表情でこちらに寄ってきます。こちらがルノちゃんを忘れているときは店のソファー席にちょこんと座っています。
そこはかとなくポップなこういう店の中にヨークシャーテリアという組み合わせです。犬が大好きな私には申し分のない空間でした。Lucy’s Cafeという店には何かあるという予感は正しかったわけです。
食事もできるしケーキセットもあるということで、洋梨のタルトとアメリカンコーヒーのセットを注文しました。
ケーキ作りを得意とする友達がいて、その人に焼いてもらっているとのことでした。甘さ控えめながらも、おいしいケーキでした。健康診断を控えて腹囲を気にかけ始めただけに、甘すぎないことだけで安心できます。
他にはこんなメニューが選べます。今日のおすすめのボードには食事メニューが書いてあります。さっき来た子供がチョーク文字をぐちゃぐちゃにしてしまったそうで、よく見えません。
ルノちゃんのことをあれこれ聞いているうちに、「犬は平気ですか?」という話になりました。「犬は、そりゃもう、大好きです」という私の答に店が安心したのか、「うちはドッグカフェなんですよ」と、初めて店の正体が明らかにされました。犬と一緒に来てもらえる店なんです。
なるほど、ドッグ・カフェだったんですねえ。ええやんかと思いました。外には広すぎるほどのウッド・デッキのスペースがあります。今日のようにこんな穏やかな冬の日は、晴れ渡った冬空を眺めながら愛犬とくつろいでいたい。ウッド・デッキなら喫煙可だから、のんびりとタバコも吸いたい。ところが、残念ながら、犬を飼ってない。
ドッグ・カフェと聞いて、この入り口も納得できました。入ってきたときには何も知りませんでしたから、住居侵入罪みたいな気分でした。内側にかけられた鍵を客が外して入るようになっていました。開けっ放しの門扉から犬が逃げ出さないための工夫だったんですね。
平日はさすがに犬も少なくて、今日は2頭しか来なかったそうです。土曜・日曜に来てもらったらた犬でにぎやかですよとのことでした。犬種はさまざま。いちばん大きいのはボルゾイとアフガンハウンドだそうです。ルノちゃんは犬が苦手だそうでして、犬でにぎわう土日はお店に出ないことにしてるそうです。土日は出ないなんて、主婦のパートさんみたいですね。
翌日、火曜、Lucy’s Cafeは定休日でした。そもそも、全体がこういう立派で大きなお屋敷なんですね。庭がえらく和風だったりします。そのあたりのちぐはぐは委細かまわず、規模目いっぱいに活用してあります。田舎だからこその条件のよさです。
店の場所などは次の記事にて。
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