2012-04-14

浮舟(舞鶴市) ちょっと上いく鮨ランチ

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 いつも通り過ぎていた浮舟のランチに寄ってみました。
 最初に言っておかなくては。平日限定です。
 このランチは女子会向きだなと思いました。奥の座敷は和室にテーブルですので、「
椅子でなければ脚がねえ・・・」といった女子会でも安心。
 では、ご報告いたします。

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 私たち製薬業界の営業担当者の間ではよく知られた浮舟ですが、広い客層にそれほどよく知られているわけではありません。
 店があるのは住宅街。大きく看板を掲げているわけでもなし、こんなところに飲食店があるはずもないという先入観で気づかないままの人も少なくないでしょう。

 宴会ならばひとり7千円くらいにはなってしまう浮舟ですが、ランチは1500円、1800円、2000円の3コース。値段の違いは寿司の違いだけです。寿司を除いた各品はどの値段でも同じです。

 ここの娘さんは高校生のときにNHKのど自慢に出場して、なんとチャンピオンになりました。2008年のことです。そのときのトロフィーが小林幸子のサインと一緒に飾ってあります。
 しゃれた置き物ではなくて娘さんのトロフィーだというあたりに、親しみやすい店の気質を見る気がします。


 さて、この日は1800円を食べました。寿司はにぎりとばら寿司の組み合わせ。このばら寿司ですが、鯖のそぼろをまったく使っていません。鯖のそぼろはあの野暮ったさが郷土料理の持ち味ですが、野暮ったい味の濃さでは他の料理とのバランスがよくないと、浮舟の大将が思ったんでしょう。
 実を言いますと、私はこっちのほうが好きです。鯖のそぼろなしでばら寿司というのかどうか。それは別にしまして、おいしいですよ。

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 ちなみに、2000円のコースですと、ばら寿司はありません。握りだけになります。どちらがいいかは胃袋の大小で決まりますねえ。
 ばら寿司と握りの組み合わせは見た目よりもボリュームがあります。でも、あのおいしいばら寿司を食べないのはもったいないし、どちらがいいのかなあ・・・。

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 えっと、ランチのコースは、お刺身と酢の物で始まります。
 この日の刺身はメバルとハマチでした。魚は日によって変わります。メバルの身は安物デジカメでは捕らえにくいですねえ。繊細に透き通った白だから。メバルを刺身で食べられるのも、海に近い舞鶴のよさです。
 酢の物の器の色合い、いいでしょ?。酢味噌がおいしい。

 ハンドルキーパー以外は、クイッとビールですなあ。

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 ちなみに、別の日に食べたら、また別の食材でした。

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 そして、「おいものおまんじゅうです」と出てきましたのが、これ。
 じゃがいもを揚げてから出汁に浸してあります。衣には細かなあられが使ってありまして、その香ばしさと丁寧にひいた出汁とのコンビネーションが秀逸。これはほんまにおいしかった。
 器を含めた色の取り合わせも含めて、女子会にぴったりです。

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 別の日、おまんじゅうが売り切れてしまってました。そのときは、代わりにガシラの煮付け。これもおいしくて、おまんじゅうがいつも売り切れでかまわないと思ったくらいです。
 魚釣りが好きな私は、ガシラの模様や鰭の色そのままに仕上がっているのが嬉しくて。

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 お寿司屋さんですので、茶碗蒸しはお約束。メルヘン調の器、小さめのサイズ、出汁のおいしさ。女子会ならばここでも盛り上がることでしょう。

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 天ぷらは、野菜と白身魚。天ぷらの次にお寿司がきますから、おなかのふくれ具合も満足感につながります。
 私はかき揚げタイプの天ぷらが好きではないので、もっと疎らのほうが食べやすく感じます。でも、普通はこれくらいだろうと思いますし、おそらく歯がよくないせいではないかと、自分を恨んでいます。
 わきもとの大将が言ってましたが、おいしいものを作るためには歯の健康がきわめて大切だそうです。わきもとの大将は日に何度でも歯磨きをするくらいです。

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 前日までに予約した客にはデザートがサービスされます。
 白玉あんこ。いいお皿でしょ?
 カウンターと座敷をあわせて20人くらいは入れますが、2人組でも3人組でも座敷を贅沢に使いますので、実際のキャパはもっと少なくなります。その点で予約しておいたほうが安心だと思いますし。デザートがつきますし。

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