♪なんでこんなに可愛いのかよ 孫という名の宝物♪
大泉逸郎という歌手が1999年に大ヒットさせた「孫」の歌い出しです。
ヒット当時、私には孫がいませんでした。
そんなあからさまに孫がかわいいなんて、えらい恥ずかしい歌やなあと思ってました。
しかし、いま思います。ほんまにええ歌やないですか。
千葉県船橋市二宮神社。お宮参りもこの神社でした。聖太郎は12月21日がきたら5歳になります。
と、うまいこと言ったのは音楽ライターの佐藤一道さん。
佐藤さんは、大泉逸郎の「孫」について、「Musuc Shelf」のサイトで以下のように書いています。
孫が成立するには、自身が結婚し→家庭を持ち→子供をはぐくみ→一人前になるまで成長させ→その子供もまた結婚し→家庭を持ち→子供をはぐくむ・・・という何十ものプロセスを必要とする。太古の昔から繰り返し営まれてきた行為だが、冷静に考えると、そこにたどり着くまでには非常に長い年月と筆舌に尽くし難い苦労、そして少しばかりの運を必要とする
・・・(中略)・・・
「幸せ」の捉え方が各自の判断にゆだねられ、様々な選択肢(生き方)が目の前に広がるようになった結果、「孫」という困難な選択肢が避けられるようになってきたのではないか。故に、かの名曲「孫」とは近代日本の少子化に嘆く大泉氏が世に放った警告、メッセージ・ソングだとも捉えられるだろう。(Sweet Grandchild O’mine )
たしかに、こういう感じですねえ。
孫にも衣装。
「晴れ着の丸昌」というサイトでレンタルしました。
着付けは近所の業者でやってもらうことが前提で、かかるのはレンタル料だけですから1万~1万8千円です。聖太郎の場合は、暴れん坊将軍みたいなのを選んで、着付けはおばあちゃんです。
本当はタオルで腰回りを太くしてから袴を身につけるのですが、これをやりませんでした。
アトピー性皮膚炎の聖太郎が汗をかきすぎてはいけないと考えたからです。
これがよくなかった。袴がずり落ちてきて、ずり落ちてきて、神社の砂利をズリズリズリ。
おばあちゃんがしょっちゅう直すのですが、またすぐにズリズリズリ。
他人さん、見てます。ズリズリ。
まだ見てます。ズリズリ。七五三の衣装にはじめは有頂天だった聖太郎ですが、神社の時間が長くなるうちに退屈してきました。
孫は正義の一日を、おじいちゃん・おばあちゃんは幸せに過ごしました。
聖太郎のところでは猫を飼い始めました。孫にも猫にも寄って来られて嬉しいかぎり。
千葉県に来たら楽しみの生落花生。粒が特大。塩茹でしただけであと引きのおいしさ。
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