御堂筋のイチョウがきれいな時期です。船場を訪れた機会にそのあたりを歩きました。レストラン・ミツヤマという店がありましたので、そこで昼ご飯を食べました。
御堂筋の南久宝寺町3の交差点にはランボルギーニ大阪があります。イチョウとランボルギーニの組み合わせ。都会の景色です。
ランボルギーニかあ・・・うちにあるのは段ボールだけやなあ。
と、アホなことを思いながら歩いているうちに、レストラン・ミツヤマが目に入りました。
レストラン・ミツヤマがどういう店なのかiphoneで調べてみますと、スペインの三ツ星レストラン「マルティン・ベラタサギ(Inicio - Restaurante Martín Berasategui)」で修業を積んだ光山公行シェフの店だと紹介されていました。
次いでその三ツ星レストランを調べてみますと、えらくきれいな料理写真のオンパレード。日本からも訪れるグルメ客が多いらしくて、体験談のブログ記事も次々とヒットします。
とはいえ、所詮はランチですから、オーナーシェフの修業歴そのままのメニューが用意されているはずもありません。光山シェフの真髄は夜の勝負料理でしょう。三ツ星レストランの「マルティン・ベラタサギ」がランボルギーニなら、レストラン・ミツヤマのランチはちょうど段ボールくらいかなと思いながらドアーを開けました。
しかし、これが、段ボールではありませんでした。
まず、サラダのドレッシングがおいしい。オムレツとパスタは普通以上特別未満だと思いましたが、寒ブリのナントカ(ブラックオリーブ・トマト・マスタードのソース)にハッとしました。どんなハーブを使ってあるのか、寒ブリを包む衣の風味のよさが魅力的でしたし、ソースの味がこれまた抜群でした。
お金を払うときに「寒ブリがおいしかったわあ」と伝えますと、女性スタッフから「脂がのってますからねえ」との返答。
いやいや、脂がのってるのは、そっちは魚が自分でしたことやんか。そやのうて、料理がおいしかったわ。
「そうですよねえ」と女性スタッフも笑っていました。
光山公行シェフは、写真を見ますとまだまだ若いんですけどねえ。スペインの三ツ星レストランで修業を積んだといっても、積んだといえるだけの年数があったようにも思えませんが、持って生まれたセンスがいいんでしょうね。
下の5枚の写真がBランチ(1480円)の内容。上から順に、サラダとオムレツ、パスタ(じゃこと白菜のオイルベース)、パン、寒ブリのなんとか、デザートです。
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