聖太郎はすっかりおなじみですが、今年2月にもうひとり孫が生まれました。こちらは長男夫婦の子供でして、理久斗(りくと)という男の子です。
理久斗は神奈川県鎌倉市にいますので、お宮参りを鶴岡八幡宮でやりました。
聖太郎は千葉県習志野市、理久斗は神奈川県鎌倉市。おじいちゃんにしてみたら遠距離恋愛みたいなもんですわ。
この日、鎌倉はあいにくの雨でした。
鶴岡八幡宮といえば、これから神前で式を挙げる新郎・新婦を乗せた人力車が参道を進んでくる光景が有名です。大鳥居前で人力車を下りる新婦を外国人観光客が写しまくります。
この日、お日柄は5月の大安ということもあり、結婚式を挙げるカップルはいっぱいいました。しかし、天気が雨ですから、人力車で参道を行くのはあきらめざるをえない。挙式の人たちは雨を恨んだことでしょう。
鶴岡八幡宮の参道である若宮大路には、いろいろな店が並んでいます。大きな神社の参道というのは、どこも楽しいものです。
めちゃ有名でいちばん大きい店は豊島屋の鳩サブレなんですが、それ以外にも、そば、うどん、うなぎ、甘味処、鎌倉彫、骨董店などが、八幡様の大鳥居から鎌倉駅までの間に軒を連ねています。
八万堂という骨董店で、理久斗クンお宮参り記念の皿を買いました。縁起もんですし、富士山と鷹と茄子の絵柄を選びました。
明治時代の皿で百年は裕に超えているだろうという品物ですが、型抜き銅版を用いた絵付けによって大量生産されたものです。だから、値段が安い。見てください。お龍が財布から出しているのは3千円です。
宿泊は品川プリンスホテルでした。
33階の角部屋ツインルームが1人8750円(素泊まり)です。東京としては決して高い宿泊代金ではありません。
ただし、品川駅前という立地に加えて部屋が33階という好条件でこの値段ですから、それなりの安普請、それなりの広さ(狭さ)、それなりの古さは否めません。
けれども、さすがに33階。朝の眺めは期待を上回っていました。33階とはいっても8750円相当の眺めに違いないと思っていたからです。
品川駅から総武線に乗って、聖太郎に会いに行きました。
おじいちゃん・おばあちゃんにとって、総武線は孫と孫を結ぶホットライン。どちらの孫も総武線沿線に住んでます。鎌倉から津田沼まで、その気になれば1日に5往復だって6往復だって可能です。
この写真見て、おじいちゃんやっぱり聖太郎のほうが好きやろとか深読みせんといて下さいね。ドキッとするやないですか。
いや、この写真、最高の一枚に近くて、実は自分でも、ひょっとして聖太郎のほうが好きなのかなと思ったのです。ところが、よく考えたら、心が通い合うところまで聖太郎が成長したのだと思うのです。通い合う心がこの一枚に現れた。そういうことだと思います。
ただ、正直なとこ、これくらいやんちゃな年齢になってくれんことには、孫としてのインパクトがいまいちでしてね。このへんはおばあちゃんと異なる心理です。
帰りの新幹線は、聖太郎あこがれのN700Aタイプでした。今年2月にデビューした新型車両です。新幹線から電話して聖太郎にそれを伝えたら、悔しさをこらえるあまり、涙まで一歩手前の声になっていました。
N700Aは快適です。次に孫のところへ行くときは、N700Aを選んで乗ろうと思います。
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