90歳2人で180歳。
同じ180歳であれば、3歳児60人のほうが手がかかりません。
その二人を咲き始めた桜見物に連れて行くことになろうとは・・・
おじいちゃんが特養老人ホームに入居できることになりました。
ここでもご紹介しました「樹の郷」です。来週、4月15日に入居します。
おじいちゃんはそこで死なはるんやなあと、おばあちゃん。
そういうことになるなあと、私。
それならおじいちゃんと一緒にいっぺん桜を見といたほうがええなと、おばあちゃんが言い出しました。
そのわりには、道中、いつものようにおじいちゃんへの文句が展開されます。
あんたはほんまにアホやなあ。そんなんして骨折らへんかったら、私と一緒に桜の下を歩けたのによ。
と言っておりましたおばあちゃんですが、いざ広沢の池では、自分がほんのちょっとしか歩けません。石を見つけたら腰かけとる。
ここから桜並木が始まるとこで精一杯。「池の茶屋」の庭で休憩。
やっぱり桜は車のなかから見るのがええな。なあ、おじいちゃん。
おじいちゃんはおじいちゃんで、オムツしてるのにビール飲むか! 「いや、心配いらん、オムツの新しいのは持ってきたし」とのことであります。
二人が2ヶ月を過ごしたCアミーユにも本格的な春が訪れました。廊下に差し込む光の強さが違います。「おばあちゃんを竜宮城へ」シリーズも、いよいよ来週、おじいちゃんの樹の郷入居をもって最終回となりそうです。
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