2012-04-11

岬めぐり(丹後半島) 切り立つ海岸線にも春

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  丹後半島の突端に近い袖志。海の断崖で揺れる桜。
 切り立つ海岸線にも春が訪れました。



 私の大好きな北近畿丹後鉄道(KTR)。
 単線ですので、上下の列車が駅で入れ違います。野田川駅では、14時39分に上下2本の特急車両が同時発車します。その2本ともが、この野田川鉄橋を通ります。

 KTRは、日本一の赤字路線です。23年度の赤字は8億5千万円。存続の危機が叫ばれて久しい。
 鉄道の場合、日本一の赤字、存続の危機でも8億5千万円。大飯原発のおおい町では、イノシシよけフェンスに使うお金が18億円。
 どないやねん?

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 舟屋の伊根から浦島太郎の本庄へ。その道すがら、峠というバス停にはこんなに大きなピンクの花が。
 こんなのどかなバス停でバスを待ってみたいという方もなかにはおられる。待っててもなかなか来ませんよ。


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 ここが本庄です。丹後半島の突端経ケ岬まではあと11km。6年間ここを回り続けていまだに意味不明な「京丹後39km」の表記。なぜなら、経ケ岬まで行ったらすでに京丹後市だからです。



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 本庄と経ケ岬の間に位置する漁港、蒲入。ここから断崖の桜並木が始まります。咲いてる木もあります。8割がたの桜はあとちょっと。なのに、次に来れたときはだいたい散っとる。



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 突端の経ケ岬に着きました。経ケ岬までの道筋よりもそこから先のほうが桜がよく開いています。午後からの日照時間が関係するのかもしれません。



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 経ケ岬からほどない集落、袖志。
 危ないからやめときなさいというような場所にスイセンが固まっていました。
 桜もまだ咲き揃わないうちから鯉のぼり。孫がかわいくてかわいくてしかたのないおじいちゃんがこの近所にいるのかな。


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 宇川までやってきました。この先、丹後松島を経て、間人ガニで有名な間人へと続きます。宇川から向こうは海と道が次第に高低差を詰めていきます。



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 丹後松島です。海を背景にした桜は、おそらくここがいちばん優美でしょう。経ケ岬方向、岬めぐりのコースが霞んでいました。


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