京都の人は滋賀県の涼しさを知らない。滋賀県の人は京都の蒸し暑さを知らない。
そう言い切ってしまおうかと思うくらいに、京都と滋賀の夏は違います。
京都市内から名神高速道路にのって、次に滋賀県のどこかで車を降りたときに違いがよく分かります。それもなるべく京都から遠ざかったほうがいい。大津や草津ではまだ足りません。栗東インターから向こうの滋賀県には風があります。
三井アウトレットパークが位置する竜王は、栗東インターのさらにひとつ先です。この日も、風が吹き抜けていました。
アウトレットモールの飲食店エリアに、「もりもり寿し」があります。
金沢近江町市場を本拠地とするもりもり寿しですから、金沢に宿泊する日にはよく行きます。とくに、金沢駅前フォーラス6階の店は、ホテルから近いこともあって、私には重宝です。
フォーラス6階の飲食店街では、早くもツブれてしまった店もあります。私がここでレポートしたオイスターバーなんて、あっちゅうまになくなりました。そんななかにあって、もりもり寿しだけがいつも満席に近い混み方。ネタがうまいことをみんなよくわかっています。
竜王で食べても同じくらいにおいしいのかな?その興味に誘われて、寄ってみました。
店内は、一見したところでは回転寿司です。寿司を搭載した皿が回っています。けれども、決して百円寿司ではありません。おいしいネタをひとり2千円~3千円くらいで食べられる寿司屋というのが妥当だと思います。寿司飯が少し大きめですので、満腹に至るまでにお金を使いすぎません。ありがたいことです。
私は、玉子やいなりならば回っているのを食べますが、魚を食べるときにはメニューを見てその都度注文しています。
「本日のおすすめ」に「○○○三点盛」とか「○○○五貫盛」といったメニューが並んでいます。
この日は、まず北陸五貫盛を注文しました。がすえびが食べたかったからです。がすえびはあまえびよりもさらに甘みの強い味です。金沢のフォーラス店に行きますと、店を訪れた有名人のサイン色紙に、「がすえび最高!」というコメントもあります。
がすえびだけを大きな写真にしてみました。1貫に3本のがすえびが使われています。
がすえびのおいしさは、金沢で食べるのとなにも違いませんでした。
竜王で充分においしいやないか。
ある一面でがっくりといいますか、やっぱり金沢で食べるほうがおいしいなという結果になってくれないことには、金沢行ったらもりもり寿しの楽しみが半減です。
寿司の醤油も、よくよく注意しながら味わうと、なんだかおいしい。金沢市の大野地区にあるヤマト醤油だそうです。
そして、うどん。回転寿司でうどんといいますと、私の場合は、寿司の食べすぎによる支払いを抑える目的で食べます。
ところが、もりもり寿しのうどんはダシがおいしいもんですから、うどんを食べたいから食べるという目的に変わります。
この日は白えびのかき揚げうどんを食べました。ミニ丼サイズです。店も心得てますねえ。うどんで腹いっぱいにはさせないぞの対抗策。
行列が恒常化しているのか、店先には番号札を発行する機械が備え付けてあります。
うちの母親をぜひ連れて行きたくて予約の電話をしたら、予約は受け付けておりませんとの返答でした。とくに土日祝の夜は大人気らしくて、行列覚悟です。
それでは92歳の老母向きではないと考えて、平日の夜に連れて行きました。7時頃のゴールデンタイムでしたが、席はいくらでも空いていました。
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