庭にペパーミントの花。kitchenうさぎや。
宮津の花火大会の日、妻お龍との昼ごはん。
丹後のおいしい店には、たいていお龍を連れて行きました。まだ済ませていない代表格が、kitchenうさぎやでした。
【かわいい店だね、応援したくなるね】
世の亭主諸氏、奥さんを連れて外食しましょう。おいしい店を選んで、どんどん外食しましょう。まちがいなく、奥さんの料理がおいしくなります。プロの料理の見よう見まねで、手料理のアイデアが花開くといったところです。
このお盆休み、お龍との外食機会がいきなり増えました。お龍の料理が、日を追って変化してきました。そして、kitchenうさぎやのランチを機に、ヤマダ電機で新しいオーブントースターを買うに至りました。
おそらくですが、うさぎやに親近感を覚えたのが大きな要因ではなかったかと思います。「かわいい店だね、応援したくなるね」と言っていました。
プロのおいしさを身近なものとして感じることができて、真似してみたいの気持ちがさらに募ったのではないかと思います。
そのうさぎやですが、7月31日でまる1年になったとのこと。1周年の感謝ということで、ビール1杯目が250円だそうです。
【お龍、4つの事柄を学んだか!?】
私は、1800円のメインランチ、お龍は1200円のパスタランチを食べました。
メインランチは、イサキのグリルとトマト味スープの組み合わせでした。魚肉ぬきでズッパ・デ・ペッシェをこしらえてから焼き魚を置いた、とでもいえばいいでしょうか。
パスタランチは、具材は同じまま、オイル・ベース・ソースとトマト・ベース・ソースのいずれかが選べます。お龍は、トマト・ベースを頼みました。
野菜サラダ、冷製ポタージュ、前菜盛り合わせは、両方のランチともについてきます。
飲み物は、二人ともアセロラドリンクにしました。
「あら、お水のコースターがかわいいね」とお龍。女性はいろいろなところに目がいくもんですね。
お龍は、うさぎやのランチから4つの事柄を学んだように見えます。
ひとつめ。ズッキーニはどれくらいの柔らかさがおいしいか。
ふたつめ。オリーブオイルとワサビは相性がいい。
みっつめ。ピンクペッパーのさじ加減と散らし方。
よっつめ。白身魚のグリルにイサキがおいしい。
私は、イタリア式化粧塩のように味付けられたイサキの皮を食べながら、塩加減の大切さをいまさらのように感じていました。イサキの周りのスープを飲みながら、特徴である酸味をしっかり出すことの大切さを感じていました。
こんな風に書きますと、お龍がちと単純で私よりもアホに見えるかもしれませんが、決してそんなことはありません。
【店がオススメのカタラーナ】
デザートは、店もオススメ、とうもろこしのカタラーナにしました。シェフの妹さんによりますと、カタラーナはプリンの原型だそうです。
いまインターネットで調べてみましたら、元はカタルーニャ地方(スペイン)のドルチェだったものがイタリア料理の定番になったとか。イタリアのなかでも、とくにシチリアの名物とされているようです。
カタラーナのレシピを扱うサイトには、「プリンとアイスクリーム、クリームブリュレのおいしいところを集めたような」との記述もありました。
うさぎやのコーヒーカップは、なにげないのにしゃれています。
コーヒーでカタラーナ。シェフの妹さんの気立てのよさをそのままドルチェにしたようなおいしさでした。
【お龍、イトトメに感激】
kitchenうさぎやから国道312号線に出たあたりに、スーパーのイトトメがあります。
丹後限定のきわめてローカルなスーパーでして、資本金5000万円、従業員数はパートも含めて45名という規模です。
ところが、ここの品揃えは、丹後の明治屋とでもいうべきか、あるいは、明治屋にない食品だってここにはあるというべきか。
私は、「珍しいもんがけっこうあるし、まあ、ちょっと見ていくか?」程度でお龍を誘いました。
いっぽう、商品の陳列棚を見始めたお龍は、品揃えの豊富さのとりこになっています。
私、今日はずっとここでいいわ。おもしろい。
いや、宮津の花火、どうするねん。
イトトメの品揃えはすごいなと私も思っていましたが、主婦の目にはその数倍ものインパクトだったようです。
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