まいづるのおばさんという方から、次のようなコメントを頂戴しました。
東舞鶴駅の西側(喫茶店煉瓦屋のとなり)に、「彩菜館」ができたので、行ってみてください。 というのは、ここで舞鶴の大浦半島で作っている大浦みかんを売っていて、試食もできるからです。 大浦みかんは、皮が薄く、ものすごく甘くて、美味しいのです。ただこぶりなので、見た目は貧相ですが、味はすごく濃いです。
これが東舞鶴駅西側の彩菜館です。駅のすぐ近くですから、向こうにJRの高架が見えます。駐車場が未舗装ですので、雪でぐちゃぐちゃ。サラリーマンの靴では無理です。
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まいづるのおばさんがおっしゃっている大浦みかんが、入ってすぐの棚に並んでいます。4人か5人の生産者が彩菜館に出荷しているようです。
「こぶりなので、見た目は貧相」というキーワードでみかんの棚を見ていきましたら、ありました、ありました。実に貧相。これにちがいない。ひときわ貧相。西野陽子さんです。このみかんの試食用がありませんでした。
比較対照のために、秋安寛さんのみかんも買いました。こちらは見かけがわるくありません。それでも、静岡や愛媛や和歌山に比べたら手作り感があふれています。
家に帰ってからふたつのみかんを並べてみました。こんなに大きさがちがいますし、皮のスベスベ度もえらくちがいます。
西野陽子さんのみかんは、まいづるのおばさんがおっしゃっている通りでした。
皮が薄い。Yes! えらい薄い。
ものすごく甘い。ものすごくじゃないけど、充分に甘い。
味が濃い。ほんとに濃い。凝縮感!
そして、食べた後、喉ごしとしての芳香。ヒノキのような、ベイリーフのような・・・
秋安寛さんのみかんも、西野陽子さんと比べなければちゃんとおいしいみかんなのですが、食べ比べてしまったら魅力の面でどうしても差がつきました。秋安さんのは西野さんほどのインパクトを感じませんでした。
ただし、どれを食べても必ずおいしいのは秋安さんのほうです。西野さんのみかんは、どれを食べるかでおいしさがずいぶんと異なります。商品と呼べるレベルにはありません。
さて、大浦みかんのふるさと瀬崎ですが、こんな位置です。「大浦」というのは、瀬崎が位置する半島の名前にあやかったものだと思います。みかんの生産地そのものは瀬崎になっています。
なお、以下のサイトでは、水銀出土地と果実の糖度について、興味深い関連性が提唱されています。
丹後の地名 http://www.geocities.jp/k_saito_site/doc/tango/ooniu.html
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瀬崎。昨年の秋に行ってみたときの写真です。瀬崎の海岸線を船から見ますと、ある一点を境にして、黒ずんだ色と白っぽい色にくっきり分かれています。
このクレインブリッジを渡っていきました。
火力発電所を過ぎたら舞鶴ふるるファーム。そこから海に向かって下っていった先が瀬崎でした。
彩菜館にはこんなに大きなイチゴもありました。紅ほっぺという品種です。
卵と並べて写真にしました。デカいでしょ。ニワトリがもしイチゴを生んだらこれくらいの大きさになるのかな。
650円と高いかわりにえらい甘いです。香りも実にイチゴです。
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