2012-01-04
雪の成相寺(天橋立)
1月4日。丹後は雪でした。
雪で絵になるブログのネタは? そうだ成相寺に行こう!
成相寺は標高340m。さほどの山ではありませんが、雪がどんどん深くなります。
お詣りにsacrificeは本来つきもの。いやいや、sacrificeというほどのことか。青森や秋田で仕事していたときはこんなもんじゃありませんでした。これよりも深い雪に加えて地吹雪でした。東北にいた頃の自分がいまの自分をあざ笑っています。
ひとり分の幅だけ除雪してありました。
足元はこれです。福知山市の釣り道具店アングラーズで買ったRivalleyの防寒靴。4750円。こわいもんなし。
でも、吹雪になるとウヒャーです。
今年は辰年。ここへ来るまで忘れていました。ここには左甚五郎の龍があったのでした。
これが、その「真向きの龍」です。龍が真正面を向いたらどうなるか。想像するの、わりと難しいですよ。甚五郎さん、えらい!
雪のなかで願をかけました。かけても、かけても、叶わぬ願がそこにある。これで何箇所めや?清水さん、八坂さん、北野さん、伏見のお稲荷さん、この成相寺。5箇所めです。
京都市内の有名なお寺ですと、御浄財を放り投げて本堂の外から拝ませてもらうだけですが、成相寺は本堂内への出入りが自由です。土足のままでかまいません。
重厚なご本尊にぐっと近寄って手を合わせるだけですーっと精神が鎮まります。何かの気に包まれたのを感じます。この気が雪の日に独特のものならば、悪天候のなかをやってきた甲斐があります。
復元された五重の塔ですから色が鮮やかです。その鮮やかと雪のコンビネーション。女性的な雰囲気がより顕著です。
鐘の鋳造釜にまだ幼い乳飲み子が落ちたと伝えられる「撞かずの鐘」。
そういう話はだめですねえ。聖太郎と重なってしまいますからねえ。
どの願もお聞き入れいただかなくてかまいません。聖太郎だけ、とにかく聖太郎だけよろしくお願いしますわ。
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