2012-01-13
おばあちゃんを竜宮城へ③ 塩元帥
おばあちゃんが塩元帥でラーメン食べたんでしょ。どんなラーメンなのか気にかかるんですけど。
うちの事務員さんからそのように言われました。
これが、塩元帥の完全無添加天然塩ラーメンです。
みんなの腹が減る時間帯には決まって順番待ちになる店です。
この紙に苗字と人数を記入して順番を待ちます。この店は威張っていません。歩道に行列を作って待てといった態度ではありません。ちゃんと待ち合いのベンチを設けています。下の写真の左半分が待ち合い用スペースです。雨の日でも濡れません。冬場は電気ストーブまで用意してあります。
さらにこの店のえらいところは、駐車場の広さです。店舗のすぐ横と裏に合わせて20台ほどの駐車が可能です。
さらには、バイクや自転車の多い京都の特性を見込んでのことなのか、駐輪場も十分に用意されています。
この店は本当にえらいと私は思います。自らの繁盛が地域の迷惑にならないようにと、礼節をわきまえていると思います。客が勝手に行列を作っているのだ、客が勝手に駐車違反しているのだといった言い逃れをしていません。逆の見方をすれば、これくらい繁盛させる自信があったからこそこれだけの環境を整えたということでしょう。
愛用のファストン(入れ歯固定剤)で武装してラーメンにかぶりつくおばあちゃん。「おばあちゃん噛める?」と尋ねるのは私の妻お龍。「噛める、噛める、カメルーン人」がこの夜も出ませんでした。だいぶ頭が老化しましたもんで、あのギャグを忘れてしまったんでしょうねえ。
店内は活気にあふれています。いっときに比べますとスタッフたちの声がおとなしくなりました。開店から何ヶ月かは、野球部の練習みたいな掛け声でした。大きな声を出さなかった奴は店長からビンタかいなと思ったくらいです。
なんぼなんでも声が大きすぎるとか、声が大きいだけで何を言ってるのかわからないといった意見が客から出たのではないでしょうか。
私はここのスープが大好きです。カロリーを気にしつつも飲み干さずにはおれません。飲み干した容器の底には「ありがとう」。
うまいだけじゃない。客思いのラーメン店だということを強調したくなります。
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おばあちゃんを竜宮城へ
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