OTONA SOUP(京都市烏丸蛸薬師) そうか、オクムラの系列か

　暑すぎて、歩き回ってランチの店を探す気力も湧きません。
　烏丸蛸薬師の交差点、表通りに面したOTONA SOUPという店に入りました。

　あ、そういえば、六角堂の前で夜回り先生を見かけました。水谷修氏です。すぐ分かりました。オーラ発してます。

 

　じぇじぇ。まじっすか。これだけですか。

　スープ、サラダ、おにぎりのセット。1050円です。

　いま食べログの口コミをみましたら、まあみなさんどなた様も、高いとおっしゃってます。ランチ激戦区にあって強気の価格設定だと言う人もいますし、味はいいのにコスパがわるすぎると言う人もいます。
　口コミ7件、平均しますと、「じぇじぇ」から「じぇじぇじぇ」くらいの気持ちでしょうか。

　あ、「じぇじぇ」というのは、ご存知の方のほうが多いでしょうけど、NHK朝ドラの「あまちゃん」から流行り始めた言葉。どれだけビックリしたかに合わせて「じぇ」の回数が決まります。

　私が注文しましたのは、緑のミネストローフ、野菜サラダ、十六穀米のライスボール(おにぎり)のセットです。
　写真左側の3連皿に入っているのは、スープに入れるためのオニオン、粉チーズ、クルトンです。
　私も高いと思いました。よしそれならと、余った粉チーズを全部おにぎりにまぶして食べましたが、それでもなおかつ元をとれた気がしませんでした。

　味ですか？　自宅でもこれくらいならできると思いました。他の店なら、1050円も出さなくても、ランチの一部としてもっとおいしいスープが出てきます。客をバカにしたようなやり方だなと思いながら帰ってきましたが、さっき食べログを見て分かりました。北白川を本店とする創作フレンチ店オクムラの系列店だというではありませんか。むべなるかなです。

　店のスタッフの接客は、至極といっていいほど感じがよかった。それだけにもったいない。味と値段があれでは接客の空回りです。外観や内装がこじゃれているだけに、余計に惜しいと思います。
　スープを前面に押し出したランチはもの珍しいし、ダイエットに気を遣う女性にはありがたいことだと思いますだけに、内容次第で大ヒットすると思うんですけどね。
　事実、店に出入りするのは、スリムな女性ばかりでした。ドアーが狭くて痩せた人しか通れないなんてことはないんですが。やっぱりああいうスタイルの人たちはちゃんと気をつけているんだなと感心しました。


　といったことで、今日のランチは失敗でした。暑いからといって店探しをサボってはいかん。路地をこまめに歩けば、おいしい店がいくらでもあるエリアなんですから。うまいもんを食いたければ労を惜しむなと、あらためて思いました。


OTONA SOUPホームページ