福知山市の成美大学近くにア 陸蒸気があります。成美大学よりも陸蒸気のほうがよほど有名だろとのたまう辛らつな客もいますが、店としては成美大学を目印にお越しくださいという謙虚な姿勢です。
このア 陸蒸気という店名、いかにもおさまりがわるいですね。どうしてアがついているのか?実は、名前としての画数揃えだそうです。陸蒸気だけだと画数がもひとつよくない。あと2画あれば運気上昇といった縁起を担いで片仮名のアをくっつけたそうです。
ア 陸蒸気、私の場合は肉でも魚でも幅広く食べられる点で重宝しています。
初めて行ったときは日本人男性3人+フィリピン人女性3人で、このときは焼き肉主体に食べました。次に行ったのはビビアンの娘ユビアンの誕生日で、このときは中学生の好みそうな注文内容でした。その後、ビビアンの妹や姪っ子と一緒にランチを食べに行きましたが、見た目も味も女性たちに高評価でした。そして、今回は、男3人です。
カウンター席。中庭の青色LEDが美しい
4人用小上がり。全テーブル堀りコタツタイプで楽チン。
テーブルに七輪を置いての七輪焼き。七輪焼きの食材は肉中心ですが、焼肉との違いは肉を素焼きする点。つまり、肉がタレに漬け込まれていない点です。したがいましてサッパリと、またカリッと焼き上がります。とくに厚切りのタン(タンをサイコロカットしてある)が珍しい上においしくて、3人揃って気に入りました。
こちらは、肉の刺身5種盛り合わせ。1人前ではありますが、実際には3人で一緒につまんでちょうどいいくらいの量でした。
男3人ならもっと七輪焼きを食べられるかと予想していたのですが、わりにみな小食で、さっぱりした魚介がいいということになりました。そこで囲炉裏焼きとしてメニューに並んでいたエイヒレ、ヘシコ、イカを注文。囲炉裏焼きの場合は自分のテーブルで焼きません。カウンター内の炭火で店が焼きます。なかでもおいしかったのがエイヒレ。おいしくてもうひと皿追加したくらいです。
ア 陸蒸気は皿にもうひと工夫が欲しいところですね。見ていただいてわかるように、料理と皿の色合いのマッチングがいまいちです。
店に入ったのがほぼ8時。11時閉店ですからラストーオーダーは10時30分です。そこで、シメのにゅうめんを注文。薄味テールスープでおなかへの負担も少なくてよかったです。
この夜の支払いは20550円。1人当たりにしますと7千円弱ですね。この店にしては高かった印象です。一般的には5千円台で収まります。
注文のしかたを間違えたかなと思う点がひとつありまして、それは飲み放題(1980円)を選んだこと。生ビールの中ジョッキ4杯で2000円に達することを考えれば飲み放題のほうが得に見えました。明日を忘れて友達グループとかで飲みまくるときには得なんでしょうが、ちょいとイッパイで行くときの酒量は1980円までいきませんねえ。
昨夜、ア 陸蒸気の次はフィリピン・パブの21(Twenty One)へ。実は、ふたつの店は同一資本下にありまして、21から送迎車が来てくれます。ほんまにきれいと名高いクミ、ベテランの信頼感からユカ、この2人を指名してテーブルに来てもらいました。指名なしでクルクル回ってくるフィリピーナのなかではマユミがかわいかったな。
0 件のコメント:
コメントを投稿