喪主挨拶をしております。
参列者の9割までがご高齢だったので、「こけたらおしまい」を強調しました。
うちの父親は、自転車で転びまして、そのとき大腿骨を折りました。次は、老人車を押しながら転んで、今度は膝のお皿を割りました。それで動けなくなりまして、寿命が一気に縮んでしまいました。齢をとったら、こけたらおしまいです。今日は「こけたらおしまい」だけを覚えて帰ってください。
という挨拶を聞いてくださったご詠歌隊のみなさんは、「こけたらおしまいやで」と互いに声をかけあいながら階段を下りていかれました。
後期高齢者医療保険の加入者が死んだ場合、葬儀を行った喪主に5万円の葬祭費が支給されます。
この制度は知りませんでした。
いま調べましたら、国民健康保険の加入者が死んだ場合も、やはり喪主に葬祭費が支給されます。国民健康保険のほうは、自治体によって3万円だったり5万円だったりするようです。
死亡届を出しに行ったときに窓口の人が申請書をくれます。だからもらいそびれることはないと思います。でも、すぐもらえるのではなくて、必要な資料を揃えて申請してから1ヶ月くらいかかります。
私は葬儀費用を出していません。父親が葬儀費用として残しておいた貯金とセレマに前払いしてあったお金とですべて賄いました。香典を辞退しましたが、それでも大丈夫でした。
それなのに、葬祭費名目で喪主に支給される5万円を自分がもらってしまっては申し訳ない。
位牌の支払いに回そうかとか、法事のときに使おうかとか、いろいろ提案しました。
それでも母や姉が、「自分のものにしておけ、喪主のお駄賃や」と言うものですから、労せずして5万円Getです。
葬儀費用の領収証は喪主の氏名でもらっておかないとなりません。領収証のコピーを添付しないといけませんから。
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