湖岸の夜景とイルミネーション。この組み合わせが「びわ湖大津館」の魅力です。
「びわ湖大津館」は大津市が所有する建築物ですが、元は昭和9年開業の「琵琶湖ホテル本館」でした。
現役時代は「湖国の迎賓館」とも称されたレトロな建物がライトアップされ、それがまたイルミネーションを引き立てます。イルミネーションのほのかな光は足下に咲くバラの花をも浮かび上がらせます。
ナンバー・ワンではないけれど、まごうことなきオンリー・ワン。そうほめるにふさわしいイルミネーションです。
会館前のロータリー、そして会館を囲む芝生広場にイルミネーションが施されています。湖面はすぐそこです。芝生広場にはイングリッシュガーデンが併設されています。夜間はイングリッシュガーデンに入れませんが、そこにもイルミネーションが施されています。
犬の散歩コースに利用する人。子供と一緒に楽しむ人。若いカップルもいれば熟年世代の夫婦連れもいます。写真グループがやってくることもあります。
びわ湖大津館にはレストランの「ル・ジャルダン」があります。琵琶湖ホテル時代そのままの食器や内装を引き継いでいて、公共の会館にありがちな質素で事務的なレストランではありません。
すっかり冷え切った身体を熱いコーヒーで温めて、再び撮影のために庭へと向かいます。喫煙席の席数も多くて私向きです。
店内から見る光、あるいはテラスから見る光も、なかなかのものです。
スタッフは、マネージャーの狩浦さんをはじめ、本当に気さくで愛想いいし、すっかり気に入ってしまいました。
会館の2階、3階にもテラスがあります。そこからイルミネーションを見渡すと、また異なった味わいがあります。イルミネーション期間のびわ湖大津館駐車場は3時間無料(会館内で駐車券を渡す)ですから、時間を気にしないでゆっくりできます。
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