ここで問題です。
京都府京丹波町で、NPO法人丹波みらい研究会が力を入れているイベント、「冬ほたる」。琴滝までの遊歩道250mを飾るために、青と白のLED電球が65万個使われています。点灯時間は午後5時から10時の5時間。
さて、「冬ほたる」のひと晩あたりの電気料金はいくらでしょうか?
①5万円 ②1万円 ③5千円
正解は③の5千円です。
琴滝の茶店で温かいドリンクを売っていたスタッフの方から聞きました。安いなあと私は思いましたが、いかがでしょうか。
琴滝は京都府でいちばん落差の大きな滝です。43mの一枚岩を水が流れ落ち、琴の弦に見立てた電飾が施されています。滝直下の水面に電飾が映りこみ、水面の波紋に合わせて揺れます。
ここから流れ下る谷川に沿って250mの電飾が続いています。白の電飾でシルエットを浮かび上がらせる木々。青の電飾で流れる谷川。誰が名付けた冬ほたる。
琴滝に看護学校の仲良しグループが来ていました。そのなかの一人(カオリちゃんだったかな?)は今日が誕生日でした。
それを知ったスタッフが、なんと琴滝に架かる電球をすべて消しました。そして、そこにいる見物客みんなで「ハッピーバースデー!」のかけ声。それとともに再点灯です。カオリちゃん、やさしいナースになってちょうだいね。
毎年言ってますが、冬ほたるのよさは、イルミネーション以外はすべて漆黒の闇だということです。そして、凍てわたる夜の空気です。気温がマイナス5度なんていうことも珍しくありません。その気温を彩で表現しようとでもいうのか、白と青だけのイルミネーションです。
昨年の来場者数が2万5千人だったと聞いています。山を飾るイルミネーションは丹波ならでは。もっと多くの人に見てもらうだけの値打ちがあるイベントだと思います。
イルミネーションのお花畑だと、どこかの女の子が声を張り上げました。なるほど、お花畑です。うまいこと言いますねえ。
こちらは休憩所前の飾りつけ。この写真を撮ったらひとまず休もうと思いました。
休憩所は暖房がよくきいています。鼻は出るわ眼鏡は曇るわですが、天国の暖かさです。
和三盆を使ったぜんざいがことさらにおいしかった。あまりにぽいしかったので写真にしたら、なんとレンズもすっかり結露していました。金・土・日限定のご当地グルメ鴨ねぎバーガーもおいしいそうですよ。
冬ほたるのサイトです。画像をクリックしていただくとサイトへジャンプします。
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