2013年初日の出 近江舞子(大津市)

　琵琶湖西岸、近江舞子の浜から見る初日の出です。
　時刻は7時4分。西北西の方角から太陽が顔を現しました。

　7mの風に煽られて湖面がうねっています。
　その寒さにもかかわらず、6時半頃から人が集まり始めました。

　みなさん、あらためまして、新年のご挨拶を申し上げます。
　近江の元日に青空が広がっています。
　滋賀県のなかで嘉田知事だけでしょう、なんか曇り空は。

　

　嘉田さんカッコわるかったですね、わずか1ヶ月で党が分裂してしまって。学者の世間知らずを露呈しただけのことでした。

　勢いを得た安倍晋三は「脱原発なんて言葉遊びだ」と臆面もなく言い放ち、原発新設に意欲的な発言までしています。

　12月の滋賀県議会で、自民党県議団の小寺という議員がうまいこと言いました。

　賞味期限の切れた元祖小沢屋のマニフェスト饅頭を嘉田屋の包み紙で包み直したら全国的に売れると思ったのに、実際は大誤算だった。

　まったくその通りです。
　で、小沢派は、選挙に大敗したのは包み紙のせいだとばかりに、さっさと未来の党を見捨てました。亀井静香なんて、元々女みたいな名前だと思っていたら、女ばかりのみどりの風に加わってしまいましたし。

　初日の出の琵琶湖を見ながら思いました。やっぱりこの湖が放射能だらけの水で満たされて欲しくない。福井の原発に何かあれば琵琶湖を守れないという嘉田さんの主張に間違いはありません。

　でも、嘉田さんには、琵琶湖に恋した女として純粋にやって欲しかった。「琵琶湖に恋した知事」がキャッチフレーズの嘉田由紀子じゃないですが。その一点、琵琶湖を思う心だけでいって欲しかった。たとえ地道な活動であっても、見ている人は見てるはずです。
　学者の世間知らずではなくて、学者のバカ正直さで行動していたほうが世の支持をじわじわ集めることになったのではないかと思います。