長浜においしい親子丼があって、だいぶ前から評判が高い。
そう聞いていましたが、なかなか立ち寄る機会がありませんでした。
親子丼がおいしいとはどういうことなんだろう。
やってきましたのは、長浜駅にも黒壁スクエアにも近い鳥喜多です。
ごらんの通り、生玉子がポンとのっかっております。
店の方に尋ねましたら、もうずっと前からこのスタイルだったそうです。食べログにも、生玉子を強調した写真が何枚も掲載されています。
評判に偽りなしのおいしさでした。
生玉子×(親子丼ー卵)ということになります。つまり、卵抜きの親子丼に生玉子をかける。
おいしいなあ、玉子かけごはんみたいやなあ。
そう私が言いますと店の方が、「具のある玉子かけみたいでしょう」とおっしゃってました。まさにその通り、玉子かけご飯のデラックス版みたいでした。
丼の一般的イメージよりはさっぱり味です。全体を通してほんわかと軽い感じで、思ったよりも早く空になって、もう一杯食べたいなと思います。なんていうのかなあ、幸せな味です。
お金を払うとき、店のご主人から従業員の方まで、家族に乾杯状態のせいぞろいです。口々に「おおきに」とか「ありがとうございます」とか言っていただきまして、恐縮至極でした。
また来ますと、これは社交辞令でもなんでもなくて、本当にそう思って言いました。あ、親子丼は580円です。
店の前には年季の入ったスーパーカブが置いてありました。「10年ですか?いやいやもっと前からです」と店の女性がおっしゃってました。
以前は出前で活躍したそうですが、いまはもっぱら仕入れのために走らせているそうです。
鳥喜多があるのは、この交差点。開知学校(かいちがっこう)の白い建物が目印ですし、黒壁スクエアへの入り口にもなっている通りですので、わかりやすいと思います。
0 件のコメント:
コメントを投稿