ランチハウスリリーの若大将はマコちゃんと呼ばれています。名前が真(まこと)だからだそうです。
そのマコちゃん、自分が釣った魚を材料にして、スズキのカルパッチョ、ガシラの煮付け、鮒の甘露煮を作りました。ありがたくもそのおすそ分けに授かり、京都に持って帰って妻お龍とおいしくいただきました。
京都までの帰途、ワイン大好きのビビアンにメールして「スズキのカルパッチョなら泡かシャブリか?」と教えを乞いました。教えを乞うわりには生意気な尋ね方なんですけどね。「私ならシャブリ」というのが彼女の答でした。
なんでも自分でやってみなくては気が済まないマコちゃんはお酢も自家製です。福知山市の山村三岳、そこのおいしい米を使って酢の自家醸造にトライ。何度かの失敗を重ねるうちに熟して発酵した柿の実の力を借りる方法を知ったそうです。その過程は長くなりますから割愛するとして、今回のカルパッチョにはその自家製酢を使ったということでした。
マコちゃんカルパッチョは削ぎ切りではありません。スズキをおろして棚取り(さくどり)にした段階で酢漬けにしてあります。何日か漬け込むことを前提にした場合ですと、このほうが味がしみすぎなくていいそうです。これは妻お龍の解説です。山菜のゼンマイがちょこんとのっかっております。赤いのはピンクペッパーです。
カルパッチョが美味だったのは言うまでもありません。自家製酢のやわらかさも手伝ってかじんわりとおいしい。こういうカルパッチョは初めてでした。そして、ビビアンのアドバイスは的を得ておりました。決して高いシャブリではないのに、カルパッチョによく合います。スズキもワインもおいしすぎて、飲みすぎました。動画でごらんください。マコちゃん、奥さん、ビビア~ン、三人をターゲットにした動画やで~。
ガシラの煮付けもおいしかった。けっこう大きいガシラ釣ってるやんかというのが食べる前の驚き。食べてからは身がプリっと引き締まった食感のよさに驚きました。普段の私なら煮汁をご飯にかけて食べているはずですが、この夜はなにせ酔っ払いで、いつのまにやら寝ておりました。
マコちゃんの奥さんは、鮒の甘露煮の焦げ臭さを懸念していました。煮詰めすぎたと言ってました。たしかにそうだったんですが、味がわるくなったとは感じない煮詰まり方でした。これをマコちゃん夫妻が読むからお世辞を言っているのではなくて、ご飯がご飯が進むクンの煮詰まり方でした。
そうだ、生ワカメもいただいたんでした。これはさっと茹でただけで、胡麻ドレッシングをかけて食べました。味蔵からもらったドレッシングです。いつも弁当をたくさん注文していただきましてということで。味蔵のドレッシングはおいしいです。もらったから言うのではありません。おさちゅんブログにウソはない。
妻お龍は、いま伊勢丹に出かけました。あんなにおいしいものをいただいたお礼に何かお菓子を買ってくると申しております。
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