2011-05-15

番外編:父親の入院 病室で上賀茂さくらい

 90歳の父親が入院しております。もうじき退院ですが、いろいろな方がお見舞いに来てくださって恐縮です。
 いろいろな方といいますと、今日はお寺のご住職まで病室にいらしてくださいました。写真の右端が心光寺のご住職。


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 いやあ、和尚さんや。早いこと来てくれはったんですか。


 袈裟忘れてきはったんですか?と姉。


 ちょうど家族も揃うてますしと母。

 けど、ま、下のようなこういう写真ですとご臨終に見えないこともありませんな。父親が眠り始めますと母親が話しかけます。しゃべる相手もなしに病室にいるのが退屈なんでしょうね。寝さしたりいな。


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 それにしましても、今日のお見舞いにはなかなか豪華な品をもらいました。上賀茂神社のすぐ近くに住む従兄弟夫妻が来てくれまして、老舗料亭さくらいの出汁巻きと鯖寿司。明日の葵祭にあわせたものだそうです。


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 従兄弟の奥さんの実家が料亭さくらいだったと思います。


 あんた、ええやんか、そういう人が親戚やとブログに書けるやんかと姉。


 父親は減塩食ということを理由にふたつとも家に持って帰ってきまして、みんなでよばれました。おいしかった。病室みたいな殺風景な場所ではこの上等な味に釣り合いません。

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