2013-04-11

延暦寺の桜(滋賀県大津市) 月末でちょうどいいくらい

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 比叡山ドライブウェー料金所を入ったばかりの展望所の桜です。蕾がふんわかと開き始めた花もあるといった程度です。眼下の景色は琵琶湖と近江平野です。
 延暦寺根本中堂は、ここからさらに8kmほど奥、標高600mにあります。いまの時期は梅が開花中。桜が咲くのは4月末になるだろうと、参観券売り場の女性が言っていました。
 そうか、まだこれからでも楽しめる桜が身近にあったかと嬉しくなりましたが、そのかわりにコストがかかります。延暦寺往復のドライブウェー料金が1620円、延暦寺の参観料が550円です。


 大津市坂本で昼の仕事を終えて、次は府立植物園横と川端三条でした。それなら山中越が早い。山中越というのは、大津市皇子山から京都市北白川を結ぶ山越えルートです。そのルートの中間地点に比叡山ドライブウェー入り口があります。ドライブウェーからは琵琶湖と京都市内を見下ろすことができます。

 坂本の日吉そばに寄りました。昔そのままの店内で、きつねそばを食べました。坂本の蕎麦屋といえば鶴き(漢字は七みっつ)蕎麦の人気が圧倒的なのですが、日吉そばのほうがこじんまりとしていて好きです。

 日吉そばの店先から日吉神社にかけての参道は、坂道に沿って花と新緑が並び、お互いを引き立てあっています。
 琵琶湖がでんと構える滋賀県は、水冷式の自治体なのかなと思います。湖面で空気が冷やされるのか、気温がキリリと低い土地柄です。山沿いでもある坂本あたりはさらに寒くて、まだ桜が散り終えていません。


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 延暦寺まで来ると気温がぐっと下がり、手も少し冷たいくらいでした。
 桜はまだまだです。先端だけに色味を帯びた枝を見ながら、「つぼみ固しやな」と駐車場の管理人さんが言ってました。桜のイベント日程も4月27日からになっています。下界とは3週間ほどの開きがあります。


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 この日は琵琶湖がきれいでした。

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