京都東インターを下りましたら、市内へ向かう道がいつになく混んでいました。それもそのはずと納得できたのが、蹴上まで来たときでした。
インクライン、疎水、南禅寺、動物園、岡崎公園。一帯が満開の桜と人で満たされています。
おそらく今日が開花のピークだったでしょう。川端通の桜ははや散り始めています。高野川が花びらを浮かべて流れていました。
仕事の移動中に拾った桜の風景です。
草津市 立木神社
自宅を出て3km、草津市役所の手前に立木神社があります。姪っ子が出産を控えているので夫婦で安産祈願に来ようかと思っています。
神社前を用水路が流れています。神聖な場所を流れる割に汚い水です。桜の美しさも台無しです。用水路はやがて草津川と合流し、その草津川は琵琶湖へと注ぎます。なるほど、琵琶湖の水が汚いはずです。
用水の清濁はさておき、心地いいのは今日の青空。桜がきれい。こんな日は外回りの仕事の幸せを感じます。
大津サービスエリア
滋賀県全体に広がる琵琶湖ですが、名神高速道路からの眺望を楽しもうとすれば大津サービスエリアに立ち寄る以外に方法がありません。それでも東海道新幹線に比べたら、眺望のきくスポットがあるだけマシです。新幹線の場合、チラリズムの琵琶湖を見ることはできますが、浜名湖を通過するときのような見え方がどこにもありません。
大津サービスエリア下り線に、新しい建物が完成しようとしています。駐車スペースも拡大されて、いままでより便利になりそうです。
蹴上周辺
4月1日の記事で紹介した琵琶湖疏水は、大津市三保が関で取水され、京都へ向かって流れ出したばかりの地点でした。取水されるが早いか三井寺下のトンネルへ消えて行ったあの水が、蹴上で再び姿を現します。
いや、やっぱりすごいです、京都の桜は。まったく違います。都です。絢爛とはこういうことを言うのかと思います。桜や紅葉を愛でるためにあるような都市です。
蹴上のインクラインから、動物園、平安神宮と、切れ目なしに続く桜、桜、桜。圧倒されるばかりでした。
高野川(出町柳周辺)
3月23日の記事にした常林寺の紅しだれが盛期を迎えていました。白い桜ともつれあい、そして競り合うようでした。この木のファンがいるというのもうなづけます。
いろんな人が、花に誘われて集まってきます。そして、いろんな鳥が、活発に動き始めた小魚に誘われて集まってきます。春爛漫です。
今日もまた老夫婦が私の前を歩いていました。
「きれいやなあ。写真撮るわ。そこ立って」
「ええって。私はええって。景色撮っといて」
「そうか」
ご主人はホンマに景色だけを撮り始めました。
たぶん、このご主人は正直者の上にふた文字がつく。なんでも真に受ける。奥さんはその反対で、心にもないことを言う。嬉しくても素っ気なくふるまう。よくやってこられました、ここまで。ついでにそのまま、最後まで。
亀石を渡って花見の場所へと向かう人たち。新入生歓迎コンパにはまだ少し早いと思いますが、学生さんたちの姿が目立ちました。
こんなんもあります。カメラ構えてたら、あっちのほうから入ってきたんですよ。私が盗撮したわけではありません。まあ、思わずズームしてしまったのは私ですけど・・・
北白川
散り始めた桜の花びらが、一片、また一片と、川に落ちます。いにしえから、そのあわれさが詠われてきました。
散る桜を止めることができないんですね。そこがなんともいえないところです。
今日の昼食は、御池通のホテルギンモンド1階、Bella Rossa Daniel’sにしました。
場所の割には安いと思ったのですが、ランチのサラリーマンセットというのが900円(ドリンクなしなら800円)でした。好きなパスタを選んで、そこにサラダとコーヒーか紅茶がつきます。
味のほうも値段に見合ったものでしたが、これといって不足はありませんでした。
炭酸水のペリグリーノ500mlが300円でした。
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