2010-11-11

天橋立 アン・ソン・ベニール 観光船 カモメと虹

 今回は、私本人ではなくて、妻お龍が友達と出かけた天橋立。

来春で消える車輌と記念撮影
  乗船予定だった文殊→傘松の観光船が強風の影響で出航見合わせ。あわててレンタサイクルを借りて傘松までママチャリ道中になったそうだ。天橋立の砂州3.6kmは京都府の府道扱いだから自転車通行可。風が強くて気温もぐんと下がるなか、鼻水の20分だった。
見るからに寒そうな自転車風景
  すごく寒かったの、でもレンタサイクルはいいよ。2時間400円でね、2時間を過ぎたら1時間100円ずつ高くなるの。傘松で乗り捨てもできるし(うちの奥さん標準語圏出身)。


 観光船をすぐにあきらめたいちばんの理由は、傘松側にあるレストラン、「アン・ソン・ベニール」を予約していたから。ラスト・オーダーが14時だというのに、いつ出るかわからない船を待つわけにはいかなかった。

 まあこんなところに(つまり、風景としては素朴な田舎に)こんなにセンスのいい店があったのって思ったよ。京都のまんなかあたりにあるみたいな店。明るくて落ち着いてるしね。店の人の感じはいいしね。ランチが1500円、1800円、2500円ってあったんだけど、私達は1800円のにしたの。和洋折衷かなあ。家庭料理って感じ。デザートが多かった。ちょこっとひとつだけじゃないのよ。パンナコッタとフルーツと、あとなんだったかな、3種類がお皿にのっかってるの。そりゃもう、おなかいっぱいになったよ。あそこいいわ。他にお客さんが3組いたよ。ビジネスマンみたいな人と奥さんのグループと。


 ということだったそうだ。妻お龍は私みたいに料理の写真を撮らない。すぐにお箸が出てしまう。
 傘松公園の股覗きを体験後、帰りの観光船に乗ったときはもう風もおさまっていた。陽も出てきた。


 誰かがかっぱえびせん持ってたら、ほら、カモメが寄ってきたのよ。それでね、見て、これ。虹が出てるでしょ。よかったよ。
 でも、ミキが心配してたよ。天橋立大丈夫?って。だって、観光客がぜんぜんいないの。傘松公園のロープウエイなんて、登るときは私達二人だけだったんだから。

 とはいえ、観光客の少なさに救われて保たれるものもある。日本三景のなかで比べたら、私は天橋立がいちばん好きだ。





0 件のコメント:

コメントを投稿