来春で消える車輌と記念撮影 |
見るからに寒そうな自転車風景 |
観光船をすぐにあきらめたいちばんの理由は、傘松側にあるレストラン、「アン・ソン・ベニール」を予約していたから。ラスト・オーダーが14時だというのに、いつ出るかわからない船を待つわけにはいかなかった。
まあこんなところに(つまり、風景としては素朴な田舎に)こんなにセンスのいい店があったのって思ったよ。京都のまんなかあたりにあるみたいな店。明るくて落ち着いてるしね。店の人の感じはいいしね。ランチが1500円、1800円、2500円ってあったんだけど、私達は1800円のにしたの。和洋折衷かなあ。家庭料理って感じ。デザートが多かった。ちょこっとひとつだけじゃないのよ。パンナコッタとフルーツと、あとなんだったかな、3種類がお皿にのっかってるの。そりゃもう、おなかいっぱいになったよ。あそこいいわ。他にお客さんが3組いたよ。ビジネスマンみたいな人と奥さんのグループと。
ということだったそうだ。妻お龍は私みたいに料理の写真を撮らない。すぐにお箸が出てしまう。
傘松公園の股覗きを体験後、帰りの観光船に乗ったときはもう風もおさまっていた。陽も出てきた。
誰かがかっぱえびせん持ってたら、ほら、カモメが寄ってきたのよ。それでね、見て、これ。虹が出てるでしょ。よかったよ。
でも、ミキが心配してたよ。天橋立大丈夫?って。だって、観光客がぜんぜんいないの。傘松公園のロープウエイなんて、登るときは私達二人だけだったんだから。
とはいえ、観光客の少なさに救われて保たれるものもある。日本三景のなかで比べたら、私は天橋立がいちばん好きだ。
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