それゆえかどうかわからないが、縄屋の記事へアクセスしてくださる方が増えている。
去年、11月末に縄屋で蟹を食べた。そのときの模様を写真と動画でレポートしたい。
丹後へ蟹を食べに行こうと考えておられる方のお役に立てれば幸いだ。縄屋の食べログへのリンクはこちら http://r.tabelog.com/kyoto/A2609/A260903/26015836/
蟹コースは夕方6時からスタート。初冬、灯りのともる縄屋。 |
今年も縄屋では、蟹料理と他の料理の組み合わせになっている。客の来店日時に合わせて活き蟹を仕入れるので必ず予約が必要だ。予約のときに次のふたつを尋ねられる。
① 活き蟹の指定 1パイ36000円の蟹か、24000円の蟹か(2人で1パイあれば充分。間人産。間人の海が荒れて蟹が上がらなかった日には香住産)
② 料理コースの指定 3000円のコースか、5000円のコースか(下の右側に並んだのがその料理の一部。これは5000円)
ということで、たとえば夫婦で大きなほうの36000円の蟹1パイを分け合うことにして、それぞれ5000円の料理コースを注文したとすれば、金額は46000円になる。この他にお酒も飲むだろうし、1人当たり25000円~30000円くらいの予算が必要だと思う。
民宿や料理旅館の蟹プランと違う点だが、まず第一に縄屋では宿泊できない。私は大宮町のホテルセントラーレに宿泊する(宿泊代:朝食付きで1人5000円~6000円)。ホテルから縄屋までは自分の車で行って、帰りは代行。代行料金が5000円程度。
民宿や旅館の蟹フルコースの場合、姿そのままの茹で蟹には間人や香住のタグ付きが出てくる。いっぽう、蟹すきなど切り分けてから皿に盛って出すときには、鮮度は同じでも足がもげて商品価値が落ちてしまった間人産や、あるいは外国産を使うことで味と値段のバランスを図っている。
縄屋の場合、どの料理も、間人や香住から仕入れた活カニだけが材料になる。足がまだ動いている蟹を、客の目の前で吉岡さんが手際よくさばいていく。料理の過程を目の当たりにしながら食べる蟹には民宿や旅館とはまた別の趣がある。
動画:子供たちの前で蟹をさばく吉岡さん
子供たちがおしぼりの台を人形のベッドに |
私はずぼらだから、蟹の身をこまめにほじくって食べるのが面倒くさくてしかたない。指がくさくなるのも、おいしく食べている間は気にならないが、後からいやなものだ。縄屋方式の蟹だと、そうした手間がない形で出てくるから、私にはありがたい。
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