Happy Birthday To Me!!
共栄中学3年1組のGirls |
こちらはBoys |
担任でもなければ保護者でもないのに、ありがたいことだ。
みんな、ほんとうにありがとう。
場所は、福知山駅南にある「福よし」。創業35年という店の歴史に反してマスターは若い。まだ28歳。お父さんが始めた店を引き継いだから、店の年齢よりも若い。
そのマスターの学歴を何も知らないまま「福よし」に決めたのだが、聞いてみれば実はマスターも共栄学園中学校の出身だった。この日集まってくれた中学生達の13年先輩にあたる。共栄学園の中学校というのは中高一貫教育の進学コースで、地元では「バタビア」と呼ばれることも多い。英才教育だ。
もつ鍋。ニラがのっている。 |
子供たちが大好きなポテト |
グルなびを見ると、福よしのカウンター席はまるで常連専用であるかのような書き方をしてある。しかし、それは大間違いだ。とてもフレンドリーな店だ。それに、ひとりかふたりでぷらりと店に入った場合、カウンターに座らなければ他に座るところがない。反面、2階は50人の団体も入れる大広間だという。
焼酎あれこれ |
本当にひょんなことから、縁もゆかりもない私が共栄中学の体育祭のビデオを撮影することになり、3年1組のみんなが頑張る様子を最初から最後まで記録した。それを「伝説の同点」という1時間ほどのDVDに編集したら、予想に反して感動的な仕上がりになった。3年1組の各家庭で涙が絶えなかったらしい。
それをきっかけに、保護者のみなさんとも知り合いになった。大学時代に学習塾のアルバイトをして以来、私は教育ママがとても苦手になった。しかし、3年1組の教育ママたちはいずれもおおらかで、目尻を吊り上げている人はひとりもいない。競争意識どころか、ママさんたちが集まっては飲み会を開き、3時間でも4時間でも笑い転げているほどの仲のよさだ。
体育祭ビデオの一部
3年1組の子供たちお母さんから、私は「ダディー」と呼ばれ始めた。 これまで私をダディーと呼ぶのは地元のフィリピーナたちだけだった。仕事を離れたところで地元の人たちとの新しい人間関係が生まれた。営業担当のエリアで、名刺も配らずに自分のカオが売れたことなんてなかっただけに、いまもってなお不思議な感触が続いている。
子供たちには私の誕生日を祝うべき理由がほとんどない。気持ちだけで集まってくれた。それゆえに、感慨深い誕生会、死ぬまで忘れられない日となった。体育祭のときは真っ黒に日焼けしていた子供たちが、もうすっかり秋の肌に戻っていた。
みんなが、ユニクロで、マフラーとカーディガンと手袋を買ってきてプレゼントしてくれた。せっかくだから、恥ずかしいけれど、思い切って写真をブログに掲載しておこう。
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