ベルジャン・タービュレン。原産国ベルギー。 牧羊犬や作業犬として活躍。災害救助犬にも利用されている。 用途はオールマイティーだが、日本では警察犬の犬種になっていない。 コリーとシェパードの混血のように見えてさにあらず。 犬の系統としては、かなり狼に近い場所にいる。 怖そうに見えて、実は無類の人好き気質。 |
レオンベルガーは子牛ほどもありそうな超大型犬。
日本での登録数は100頭以下という珍しい犬種。
元は作業犬だったが、こんな超大型犬に任せる作業を、いまの時代が要求しない。よって現在ではよき家庭犬となった。
とにかくのんびりしていて、ものごとに動じない気質。子供のある家庭でも飼えるが、金のない家庭では飼えない。
人のことが大好きで、私がベルジャン・タービュレンをかまっていたら、「ボクは?」のメッセージをこめて鼻先で背中をつっついてきた。
聖太郎を連れて琵琶湖博物館へ。
その道すがら立ち寄った草津サービスエリアで、レオンベルガー1頭とベルジャンタービュレン3頭が休憩中でした。
レオンベルガーは超大型犬です。ニューファンドランド犬とセントバーナードの混血を基礎にして、そこにグレートピレニーズやクーバースの血も混ぜていって固定した犬種だそうです。
どんなにデカいかといいますと、うちの娘との比較、そして、私の腕と犬の前足の比較をごらんください。
こちらはベルジャンタービュレン。夏はブラッシングが大変だから、顔以外は短く刈られて、まるでライオン。暑い季節ですと、アンダーファーと呼ばれる綿毛をいくら梳いてもキリがないんですよねえ。
3頭いるなかで、左端のいちばん小さいのが母犬。あとの2頭は彼女から生まれました。
この写真は、聖太郎を生んだ牝と、種付けをした牡です。
ベルジャンタービュレンをうちでも飼っていました。名前をグラーフといいました。
娘が小学校4年生のときにうちに来ました。娘が22歳のときに死にました。
これが、私とグラーフとの思い出の1枚です。
「聖太郎はいるし、ベルジャンには遭遇するし、おとうさん、盆と正月がいっぺんに来たみたいでしょ」と妻お龍。
まさしくその思いでした。
「おとうさん、グラーフのことをブログに書くのなら、この写真も使ってよ」とお龍が持ってきました。
0 件のコメント:
コメントを投稿