2011-06-13
子猫を助けて!綾部市かすみ草さんから
さてさて、困ったことになりました。このブログ始まって以来の困惑です。
子猫です。かわいい子猫です。4匹います。みんな女の子です。
もらってくれる人いらっしゃいませんか?
もし心のやさしい方がおられて、私が里親になりましょうと申し出ていただけるようなら、以下のメールアドレスにご連絡いただけましたら幸いです。
メルアドは nekotasukeru@gmail.com です。
実は、綾部市に住むかすみ草さんとのりっぺが、先週の金曜日にこの子猫たちを助けました。
飼い主に捨てられたこの子達は、綾部と福知山の境あたり、小畑という地区の道路脇にいたそうです。
車を運転中だったかすみ草さんが子猫を見つけました。かすみ草さんとのりっぺが車を下りてみますと、3匹の子猫が身を寄せ合っていました。そして、その上空にはカラスが集まっていました。カラスたちは子猫を餌にするタイミングをはかっているところでした。子猫の鳴き声が新たなるカラスを呼び寄せます。
ニャー、ニャー。カー、カー。
ニャー、ニャー。カー、カー。
もし私たちがこのまま立ち去れば子猫たちはカラスの餌になってしまう。
二人は子猫を放っておけませんでした。
しかし、カラスに怯え二人に怯えた子猫たち3匹を即座に保護するのは並大抵のことではありませんでした。逃げたがる子猫たちをまず自分たちの手の内におさめなくてはなりません。
かすみ草さんはいつも猫のカリカリを肌身離さず持っています。
自分の非常食ではありません。
猫大好きのご主人からのアドバイスです。猫で困ったときにはカリカリが役に立つ。ご主人からそう教わったのです。
そのカリカリで誘いをかけてまず2匹を保護しました。ところが残る1匹は保護を拒みます。草の生い茂るなかへと逃げ込みました。
どうしたらいいの・・・?
二人は途方に暮れました。そのとき、側溝のなかから子猫の鳴き声がしました。
あれ?まだ他にもいるの?
側溝をのぞきこみますと、そこに黒い子猫がいました。
あら、クロちゃん。
初対面の人から勝手に名前をつけられたクロちゃん。
しかし、心やさしいお姉さん(?)二人によってクロちゃんは側溝から救い出されました。助けてもらったクロちゃんですが、抱きかかえられた腕の中で泣きやみそうにありません。
ねえ、草むらに逃げ込んじゃったあの子、このクロちゃんのニャーニャーでなんとかならないかしら?
さすがネコ通の二人、発想が優れています。兄弟の鳴き声を聞かせれば草むらからあの子が出てくるかもしれない。そう考えたのです。
そして、その作戦はみごとに効を奏しました。クロちゃんのニャーニャーに誘われてその子が出てきました。そうなれば次はカリカリです。
ご主人のアドバイスを馬鹿にせずに肌身離さず持っていたカリカリ、そしてクロちゃんのニャーニャー。カリカリニャーニャー作戦によって子猫たち4匹すべての救出に成功しました。
この話を聞いたご主人は、「な、おれの言うことを聞いておいてよかっただろ」と自慢げだったそうです。
子猫たち4匹はかすみ草さん宅にひとまず引き取られました。かすみ草さんの家にはすでに3匹の猫がいます。近所の人たちからしょっちゅう犬と間違えられるくらいに大きな猫だそうです。
ほら、お宅のワンちゃんが。
ちがいます、猫です。
しかし、かすみ草さんは田舎住まいですので、犬みたいな猫から子猫たちを別棟に切り離しておくだけの余裕がありました。
土曜、日曜、満腹になるまでミルクをもらいました。カリカリをもらいました。たった2日間で見違えるほど元気になりました。「あれ、君たち、ひょっとして太った?」くらいだそうです。ここですよと教えれたネコ砂でちゃんとトイレをするようにもなりました。
しかしながら、問題は今後です。
かすみ草さんとのりっぺによって一度は命拾いをした4匹ですが、かすみ草さんのところには犬のような猫がすでに3匹もいます。のりっぺのところは本当の犬でして、これがまた認知症。要介護度2級か1級くらいの老犬だそうです。老健施設は聞いたことありますが、老犬施設はありません。そして、私の賃貸マンションはペット禁止。たとえカメでも契約違反になります。
そしたら、まあ、とにかくブログに載せてみるか。誰かもらってやろうという人がいるかもしれないし。
話がとても長くなったのですが、これがここまでのいきさつです。
4匹全部まとめてもらってくださいなんてことは望みようもありません。1匹ずつ里親を探していくしかないと思っています。どうか、みなさん、よろしくお願いします。
登録:
コメントの投稿 (Atom)
0 件のコメント:
コメントを投稿