2011-02-02
餃子の王将 綾部店 キッチンには中国人
へえ、朱色の大きな文字で菜譜ときましたか。このへんからすでに、王将にして王将にあらずです。
ここは、餃子の王将綾部店。http://www.ohsho.co.jp/shop/index.php?a=shop_detail&shop_id=421
福知山の中華料理店「チャイナ」のえみこママから、「綾部の王将はうちの息子がやってる。中国からコックを連れてきた。他の王将とひと味もふた味もちがうよ」と聞いていました。
キッチンには2人か3人のコックさんが立っています。「中国から来てるんだね。どれがえみこママの息子さんでしょうね」とビビアン。
まず出てきたのが天津飯。これをひと口食べただけでわかりました。王将の味ではありません。中華料理店の味です。うまいです
次に、坦々麺。「うん、私的には、坦々麺はここがイチバンだな」とビビアン。あんた、坦々麺はたかた荘がいちばんやなかったんかい?
酢豚。これはそれほど中華料理っぽくはない。でも、おいしさはやはり他の王将と違う気がします。
普通のラーメン。これがおいしかった。他の料理と共に食べたとき、いわば白いご飯のように、他の邪魔をせず自らもおいしい。
おまえらどれだけ食べるのかとお思いでしょうが、ちがうんです。
今日は、ビビアンだけじゃない。ビビアンの妹さん、その妹さんの娘さん、そしてビビアンの実のお母さん。ビビアンみたいな顔した女4人に囲まれております。
妹さん母娘は、普段北海道に住んでますから、餃子の王将がありません。宮城県以北というのは餃子の王将未進出地域なんですね。ホッカイドリアン二人には、ここの味が王将のスタンダードと思わないようにと言い含めながらの食事です。
では、残りの注文をまとめていきます。どれもすごく素早く調理されてすぐにテーブルに運ばれてきます。
ニラレバ炒め。これは、一般的なニラレバに比べてさっぱりした味つけで、そこが女性たちに人気でした。
野菜炒め。女性たちがすぐに完食。少し食べただけの印象ですが、やはり他の王将とは違った気がします。
チャーハン。「火力だねえ」とビビアン。チャーハンも軽い風合いが中華らしさです。決して焼き飯ではありません。
餃子。中味は王将に共通の材料だと思うのですが、皮と焼き具合がえらくパリっとしてます。嬉しい方向で裏切ってくれました。
ところで、驚いたのが、女性たちの注文のうまさ。大きなメニューの裏表をくまなく見つめながら、「このセットにしたら炒飯がついてくるからそれで炒飯が食べられるでしょ。天津飯セットにはラーメンがついてくるからラーメンを単品にしなくていいでしょ」などと口々につぶやきながら、食べたいものを最安コストで食べる算段をあっという間につけてしまうんですねえ。目が電卓かと言いたくなるくらいです。
おかげをもちまして、5人で食べた支払いは4240円。
他の王将ですと、すべてのセットメニューにとりの唐揚げがついてきます。必ずついてきます。綾部の王将はセットによって唐揚げがついたりつかなかったり。そのバリエーションもいいですね。
夜に福知山の王将へ行って、綾部店との味の違いをきちんと確かめてきました。綾部店は、いずれのメニューも、それを作れる人が作っている味。福知山店は、作れない人が作っている味ではないかと思いました。
綾部の王将、ほんとうにごちそうさま。
チャイナのえみこママ、いい情報をありがとう。
*餃子の王将綾部店は、11:30開店でラストオーダー21:20ですので、ご留意ください。
より大きな地図で 餃子の王将綾部店 を表示
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ランチ
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