ハチミツ専門店前にて
妻お龍は寺町通りが大好きです。寺町京極ではなくて、そのアーケードをぬけてしまって、御池通りから北がより好きなのだそうです。で、また、河原町から烏丸にかけて三条通りを歩きますと、新旧いろいろな店が思い思いのスタイルで商いを展開しております。休日の暇つぶしにちょうどいい。
今日の第一目的は匂い袋。タクシーの運転手さんが白檀の匂い袋で車内を演出していました。それで自分もすぐに欲しくなりました。三条柳馬場の石黒香舗。店には「にほひ袋」と書いています。
調合済みの香りのなかから好みのひとつを選んでそれを好みの袋に詰めてもらいます。
写真は店の人と話をしながら香りと袋を選ぶお龍。
当初予定していた白檀ですが、単体では香り方がそう強くありません。時間をかけて広がってくるのだそうです。
そうですかあということで、白檀も入っている調合済みを買いました。じゃ香(ムスク)が混じっているのも気に入って買いました。じゃ香が入った途端、値段がぽんと跳ね上がります。
こちらはお茶専門店「LUPICIA」の京都店。
お龍がお茶のサンプルを眺めています。これ、店の奥までずっとサンプルの棚が続いています。
日本茶の雁ケ音(かりがね)にニッキをブレンドして「雁ケ音日記」と銘銘された商品がおもしろくて買ってみました。子供服の店があると思わず入ってしまいます。孫の聖太郎に似合う服はないものかと物色するお龍。
歩けば歩くだけ、立ち寄ってみたい店が出てきます。古い時計店のあとにできた雑貨店。店内は年齢を問わず女性でいっぱい。
こちらはある洋服点のウインドウで見かけたイマイ・ヒロキの靴とかいうオーダー革靴。6万円以上しますが、こんなん履いてみたい。
ネパール雑貨の店がありました。店先に重ねてあったマフラーのなかから1050円のを1本買いました。
さっそく首に巻いて散策を続けます。
今回の発見はこのスマート珈琲店。夕方5時くらいに順番待ちが発生しています。見ての通り、なんでもなさそうな喫茶店。どうしてそんな順番待ちができるのか？
理由がわからなければ自分も待ってみるしかありません。
真相はこれでした。
ホットケーキやフレンチトースト。
老舗喫茶店の本格的メニューということになっているようです。味ですか？順番待ちまでするのは他者の情報にのせられすぎだろうと思いました。でも、コーヒーはおいしい。
待っているお客さんがいるので、みんな食べたらさっさと出て行きます。食べたら出る喫茶店なんて、福知山では考えられません。
いまネット検索してみたら、ちゃんとスマート珈琲店のホームページが出てきました。このURLです。http://www.smartcoffee.jp/
本日はコーヒーにミルクと砂糖を入れて飲みました。老舗喫茶店のコーヒーはこうして飲んだほうがおいしい。イノダもそうですね。ブラックと客のほうが告げないかぎり、ミルクと砂糖が入って出てきます。
もう春だね、5時を過ぎてもあまり暗くならないね。
とはいえ、店内の灯りが目立ち始める時間帯でもあります。狩野洋服店を外からのぞくと、店主らしき人がオーダーシャツの仕立て作業。なんかええ感じ。
ワインレストランのシナモというのがありました。隙間から中を覗き込みますとなにやらよさげ。ディナーコースで3980円とか書いてましたが、ワインに金をつぎ込みやすいように料理を安く抑えてあるのでしょうか。ソムリエ佐藤のツイッターというのがhttp://twitter.com/#!/sinamo_sato。店のホームページがwww.sinamo.comですねえ。
お龍の次回の狙いは河道屋の蕎麦だそうです。今回は暖簾から出てきた格好だけしてきました。
この場所なのにお蕎麦が650円だって。安いと思わない？
お龍は表の品書きまできちんと見ておりました。
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